実際のところ強引に油田リグなんか建設されたらお手上げ。
それを理由に軍事行動は国際法上合法ではないと思われるし実際には軍事行動なんて起こせない。
建設されないように海保にがんばってもらう以外の方法はない。
同様に尖閣に上陸されても相手が軍隊を名乗らなければ海保、警察で対処せざるを得ない。自衛隊が出張るにしても治安活動で軍事作戦ではない。
逆に言えば中国側が日本を戦争に引き込みたくても簡単には引き込めない。
どうしても戦争したければ明示的に開戦を宣言して軍事行動を起こすしがない。
しかし、今日では国連決議に基づかない戦争はすべて違法なので国際社会の理解どころか黙認も無理だろう。
米国もアジア最大の同盟国が攻撃されて知らん振りをするのは覇権を自らどぶに捨てるようなものだから嫌でも動かざるを得ない。
実際はどぶに捨てるかも知れんが、少なくとも中国は米国が知らんぷりをすることに国の命運をかけるようなことはしないだろうな。

結局、中国との紛争が生じれば中途半端な限定戦争にはならないだろうということはわかる。
冷戦時代、F2が対艦番長をF15が対空番長をやっていたのは米艦隊、北海道を守るため=ソ連SSBNをぬっ殺すためだったのだろう。逆にソ連が北海道を占領しようとするのもSSBNを守るため。
互いに全面殺戮戦争の最後の切り札の攻防だった。

それから考えてみれば西南諸島へやってくる中国艦隊をASMで迎撃なんぞ随分ぬるい戦争だわな。あり得んよ。

F3の主任務は黄海に殴り込んで中華SSBN狩りをするP1とSSのエアカバーだろうな。