>>152
前衛部隊とは三航戦だと思うが、6月20日の薄暮に米軍に空襲され榛名が被弾している
このときは米機動部隊に追撃されていたので、前衛は前にいなかったけど

いずれにしても、空母からの攻撃は索敵というハードルが大きい
マリアナでは潜水艦が翔鶴大鳳を撃沈したあとは日本機動部隊の所在は不明で
20日薄暮にようやく索敵機が見つけたときは日が暮れる寸前、当日の天候から闇夜で夜間攻撃は無理
索敵難に加えて敵への攻撃時間も限られるから、残敵を殲滅させるにはやはり戦艦がじっくり砲撃するのが確実

だからスプルーアンスはリーの戦艦部隊を小沢艦隊追撃に向かわせたが、小沢は夜戦を断念して反転済
空母戦のあと戦艦による残敵掃討は第三艦隊創設後の日本のドクトリンでもあったので、
掃討される側に立ってその結果を恐れたからこそ、小沢は戦場から逃げ出したという訳