>>2の続き

「南雲中将は、敵空母に差し向ける攻撃隊には
(イ)戦闘機の護衛をつけ、
(ロ)爆撃隊だけでなく雷撃隊も加えて、
正々堂々の編隊で行かせるべきだと考えた。

これは航空家のセンスではなくて、水雷家の考え方なのであろう。
南雲長官は航空決戦の指導者としてのセンスを持っていなかった
といえるようだ」        (『連合艦隊の生涯』堀元美/著)p154