九九艦爆ではなくて航空本部がしょぼいんだよ
燃料を減らした時に五〇番を搭載できる爆弾架を要求しなかった
燃料を満載状態で九九艦爆とSBDの航続力は共に1200浬@巡航160節
(実際には九九艦爆の方が40〜80浬ほど長いが誤差のうち)
この場合、SBDの爆装も250kg以下で九九艦爆と同等
この状態の九九艦爆は「爆撃過荷」だが、空母からの作戦はこの搭載状況で行なってる
SBDならSBとして出撃してる状態

SBDが1000lb爆弾を搭載できるのは、満載状態から燃料を減らした場合
一方で九九艦爆は航空本部に要求されなかったので、燃料を250kg減らした「爆撃正規」という状態を想定できても
「爆撃第二」としてそこに五〇番を搭載する運用を着想できなかった
航続力を880浬に短縮する代わりに五〇番を搭載するという発想を、米海軍は持ってたけど航本は持ってなかった

もし帝国海軍にSBDがあっても、そもそも意思がないが故に二五番より大きな爆弾を搭載する爆弾架は装備されなかっただろうし
米海軍が九九艦爆を運用すればVBには1000lbを搭載させただろう