南方作戦と真珠湾の主力艦の安否は全く関係ない
真珠湾で戦艦を撃破したのは敵の士気を下げる意図だろう
アメリカの旧式戦艦は低速で、優勢な状況における攻勢作戦でしか南方には出せない
そこは流石に連合艦隊もわかってたはずだから
逆に劣勢下でも奇襲が可能な空母と巡洋艦が無事だったので、太平洋艦隊は全く活動を停止してない
実際に南方作戦を妨害されてもいる。これはどのみち高速艦艇でしか行えないから、戦艦の安否はスケジュールに影響なしだ
ラエサラモア空襲の損害ゆえ、第一段作戦でのMO攻略は頓挫した。マーシャルがやられたので五航戦が内南洋に釘付けになった。機動部隊をインド洋に出した瞬間、本土を攻撃してきた
MI作戦だって敵空母による機動空襲が止まらないから発動せざるを得なくなったわけで

逆に、真珠湾攻撃によって南方作戦が支援されたとしたらそれは航空機を大量に破壊したうえ、ハワイ防衛に割かせたことだ
もしハワイには来ないと思われて、特にB-17やP-40が蘭印に増援されたらかなり危なかった
だから真珠湾攻撃は無駄ではなかったしできる範囲で南方作戦を支援できたけど戦艦は関係ないかな
戦艦については作戦の目標通り撃破したけど、戦艦を壊滅させればアメリカ人の士気が落ちるという見込みが間違いだった感がある
けれどもそ司令部で「州名がつけられてるシンボリックな戦艦を叩くのは全面戦争を意識させて逆効果だから、航空機と支援艦艇を重点的に撃破、アメリカ世論を刺激せずに南方作戦はしっかり支援しよう」と判断していいわけもないし仕方ない