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ヨーロッパの解放 第3部のパンプが手元にあるので確認したが明確な言及はない。
しかし主役であるニコライ・オリャーリンの言として以下の記述あり
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なにしろ凄い映画だ。でもこの映画が作られる意義はある。
今までの世界中の若い人たちは第二次世界大戦に対してなんらかの形で意味を抱いていた。
アメリカで制作された「史上最大の作戦」「特攻大作戦」「バルジ大作戦」は素晴らしい。
でもそれは真実の戦争を捉えてないと思うのです。
ソビエトでは真の戦争の”回答”をここで若い人たちに見せなければならないと思ったのです。
<戦争の犠牲と勝利><ヒットラーとドイツ軍の敗走>--これらは実にドラマチックなものがあるのです。
アメリカ映画ではこの点について触れていなかった。更にソビエト軍と死闘についても語られていなかった。

「ヨーロッパの解放 第三部 第包囲撃滅戦」 p33