今年の初めくらいの記事
ドイツ最後の炭鉱が閉山、という話だが
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59359

>「これは普通の人にとっては一個の石炭です。あなたにとっては、ドイツ産業史の重要な一時代のシンボルでしょう。そして、私たち鉱山労働者にとっては、私たちの世界でした」
>大統領がお腹の前に黒い石炭を抱えたまま、話し始める。
>「今日、私たちは歴史的瞬間の証人です。最後の交代勤務が終わった。そして、ここにあるのが、ドイツで採れた最後の石炭です。これはルール地方だけではなく、全ドイツに関わることなのです。ドイツの一つの歴史が終わろうとしているのです」
>荒々しい炭鉱夫たちが、流れる涙も拭わず、じっと聞き入っている。すでに闇の帳(とばり)の落ちた殺伐とした風景の中、彼らに煌々とスポットライトが当たる。ロマン、ノスタルジー、悲哀・・・。
>そのあと、会場にいた人たち全員で「炭鉱夫の歌」をア・カペラで歌ったとき、雰囲気はエクスタシーに達した。ドイツ人は、こういう感動的な式典の演出が本当に上手だ。

聖火リレーもあのベルリン五輪だし
こういう式典の演出に凝るのはドイツ人なんだろうなあ