>>957
> DDHの機能(対潜)を諦めてE2Dの運用のみに絞ったら
> カタパルトさえ付けたら飛び立てないことはないだろうが

E-2を着艦させるには拘束ワイヤー装置も不可欠だよ

で、問題はカタパルトも拘束ワイヤー装置もかなり重量の嵩む装置だということ
しかも、それら重量が嵩む巨大な装置を飛行甲板直下というとても高い位置に設置せねばならないというのが大問題
間違いなく船の重心位置がかなり上がってしまうからね

カタパルトで現時点で確実に実用化されている蒸気カタパルトだと恐らくいずも型には重すぎて搭載不可能
(そもそも大量の高温高圧蒸気をガスタービン推進のいずも型でどうやって作り出すかとなると、
それだけのために重油ボイラーを積んで高圧蒸気の配管をするのか、という現実離れした話になる)

電磁カタパルトならば蒸気カタパルトよりは総重量では小さいだろうが、それが必要とする大電流のためには
アメリカ海軍でさえ手こずっているキャパシタの搭載が不可欠だし、そのキャパシタに十分な電力を供給するには
発電専用のガスタービンを何基か追加搭載する必要が生ずる(但し、発電用GTは船体下部に設置できるので重心が上がる心配はない)
というわけで、やはり重量増は相当なものになりそう

> ただ、戦力として意味あるのかはわからない。

現実問題としてほとんど不可能に近いし仮にギリギリ可能だとしても飛行甲板も格納庫も狭すぎて戦力的にはほとんど役立たずで終わるだろう

やっぱりCATOBAR空母として実用性ある船にするには最低でもQEぐらいの排水量と飛行甲板面積は必要だろうね