>>256
>「帰ったらお家でパーティだね!」
>「明日はサンタさんがやってくるんだ!」
>などなどの幸せそうな声が遠くから聞こえてくる中でのかんたんなお仕事。(´・ω・`)

『聞こえたかい?誰の声かわかるよね?最近は楽だねマイクの性能も良くなってw』
『ドン、これは一体?』
『君の家の近所のホールでさ、クリスマスイブのパーティーやってるんだ。主催はうちのほら、遠い知り合いの孫請けもっと先くらいの関連会社で』
『・・・・・・。』
『俺も敵が多いからね。もしかしたらアラブ系のテロリストとか名乗る奴等に会場吹っ飛ばされちゃうかもしれないなって思って、実はちょっと心配なんだよハハハハ』
『!! ドン・・・・後生だから・・・』

『別にむずかしいこと言ってないだろ俺?』

『・・・わかった。』
『なに?』

『・・・・・・わかりましたドン。55と言ってましたが82でも91でも、10丸ごとでも構いません。どうか』
『だからそういう駆け引きみたいな事してきたのが嫌だったんだよ。譲れるなら最初から全部よこせ』
『・・・・・・・・・本当に申し訳ありませんでした』
『じゃいいね?73でいいよ。これで決まり。本当に全部欲しいって訳じゃない。ただこういうことはきちんとしないとだよ。』
『よ、よろしいのですか?感謝しますドン。』
『俺がその気になればいつでも、なにもかもお前から取り上げることができるとだけ覚えてくれてりゃ感謝は要らんから』
『き、肝に、肝に銘じますドン』
『わかってくれたらいいよw。じゃ奥さんとお子さんを迎えに行ってあげて。イブくらい早く帰ってあげなよw。』

『どうでした、ドン?』
『今日はおまえたちのおかげで簡単なお仕事だったよ。いつもありがとうね。』
『でしたらあのう、そのう、お、お情けを。今日はほらせっかくのイブですし、そのう』
『じゃご褒美だ。こっちにおいで。ただ余り後でみんなに自慢しないよう約束しなさいわあこらちょっと』(ぶちゅー)

こんなだな。汚いさすがドン汚い。