>>148
実際に射撃やってれば分かるけど、
精密射撃する時、「いつ落ちるか」が分かり易い引き金が一番当てやすい。
引き金とシアーの摺動面の当たりがダイレクト且つ繊細に指に伝わって、
摺動面の金属表面にある微妙な凹凸の変化も感じ取れるくらいなダイレクト感。

その中間にワイヤーやある程度の質量持ったロッドを介在させることは、
射手にとって一つの触感を麻痺させると同じで何時落ちるかわかり難い引き金になりやすい。
いわゆる「ズルズルな引き味」のトリガー。
熟練した射手はトリガーを引きながら金属を金属で引っ搔きながら重さと微妙な振動を頼りに
「ここで落ちる」って瞬間を知ってて、その瞬間に狙点にサイトするようタイミングを取って撃つ。
よってトリガープルが軽すぎると何時シアが落ちるか分かり難くなって余計に当たらない。
委託条件が悪くなるほど、その影響が顕著に出やすい。

トリガープルの重過ぎるのも確かに当たらないのだが同時に何時落ちるかわかり難いからでもある。