XF5-1の開発がスタートしたころはFSXのトラウマが生々しい時代だったので
アメリカの介入を恐れてサイズも推力も中途半端になったそうだ
本格的エンジンだと開発した途端に干渉されることを警戒してのことだった

XF5系が実用エンジンにならなかったのはそうした生い立ちが関係している
戦闘機に使うには推力もサイズも小さいし練習機に使うには無駄に大きい訳はその為
最初からXF5系はX-2実験機にしか使うつもりがない実証エンジンだった

本格的実用エンジンはF-3用の試作エンジンとしてXF9-1が開発され
無人機用小型ターボファンエンジンは別途に開発という方向になった
エンジン開発の流れから見ても練習機用エンジンの準備はF3エンジン以降はない