レバノン市民「歓迎する」 天才企業家の評価に陰りも (朝日 12/31)
(前略)
 ゴーン前会長の自宅近くの美容院に勤める男性は、
「ゴーン氏はレバノンで罪に問われているわけではなく、私と同じ一人のレバノン市民。 歓迎する」と話した。
さらに空調機器販売業のジョージさん(53)も、「ゴーン氏をめぐる何百万ドルという金額は、銀行の窓口に並んで数百ドルを
引き出すのもやっとという市民の生活とあまりにかけ離れている」としつつ、
「日本ではゴーン氏の件は大きな問題かもしれないけど、レバノンには害はない」と語った。

ただ、ゴーン氏をめぐるレバノン国内の評価も変わりつつある。
同国では昨年10月中旬から政府の腐敗に反発するデモが頻発。
ゴーン氏も、レバノン政治を腐敗させた既得権層とその腐敗の一部として見なされ始めている。

現地のジャーナリストは、「政府がゴーン氏を支援するなら、デモに加わった若者らからは否定的な反応が出てくるかもしれない」
と話した。
デモに参加したことがある元学校職員ワッファ・アブシャクラさん(44)は
「市民たちは仕事もなく社会福祉も不十分で子供たちは満足な教育も受けられない。 エリートだけが汚職で自分たちの富を増やしている。
ゴーン氏もその一人だ。 悪いことをしたなら、裁かれるのは当然で、私は歓迎できない」と語った。

市民の間では「次の内閣にゴーン氏が腐敗の専門家として入閣するかも」というジョークも語られ始めていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000049-asahi-soci

貧窮に喘ぐレバノン国民もゴーンが保釈金15億円程度はハシタ金な超上級国民だという事を知れば相当数が鼻白みそう