>>486
> F-35Cなら20機で蹴散らせますぞ。

50機も100機も戦闘機を運用できる広大な空軍基地でならいざ知らず、搭載できる戦闘機の数に大きな制約がある空母では
αストライクを仕掛ける場合ならともかく、敵から仕掛けられた時に20機なんて多数の戦闘機をいきなり出撃させるのは不可能だよ

そもそもステルス性で優位とされるF-35Cの艦載戦闘機としての実質的な能力にも疑問が残っている
艦載機は空軍機と違って空母という過酷な運用環境(飛行甲板への係止で海水の飛沫を浴び続けることや着艦時の衝撃による塗装の剥離など)や
空母の狭い格納庫での整備力の制限のためにステルス性の維持が難しい
その理由から海軍のF-35Cでは空軍のF-35Aのようにステルス性による圧倒的な有意性が成り立つ保証はない
この現実があるからこそ海軍はF-35Cに熱意がなくF/A-18E/Fの調達数を減らしてでもF/A-XXを推進しようとしている

そして何よりもロシアやチャイナがフランカー系などでF/A-18では対処不可能になり防空艦の防空スクリーン外側に
BARCAPしている艦載戦闘機による防空スクリーンを張るという空母機動部隊の防御力の根幹を成すドクトリンが現状では破綻しており
攻撃機の性格の強いF-35Cではそれを修復することは期待できないと海軍は判断している

要するに海軍にとってF-35CはF-111Bの悪夢再びということだよ
戦闘機の統合という錦の御旗のために空軍(と海兵隊)の都合に無理に付き合わされてる被害者が海軍という感覚だ
しかも海軍のシンボルである巨大空母がフォード級という大問題で海軍にとっては尻に火が点いている状況で
元々が艦載機のノウハウに乏しいLMが基本設計して艦載機として問題の多いF-35Cなんぞに構っている余裕はない


>>491
> フォード級は4隻で止めてその後は維持費の安い中型空母に移行するかもって話だしな

中型空母は巨大空母よりも効率が悪く却って高コストになるというのは
70年代の制海艦構想が出た時から繰り返しシミュレーションで示されて結論は出ている

軽空母は早期警戒能力がゼロなので従来の巨大空母のように空軍(か巨大空母)のカバーなしでは作戦行動できないから
所詮は軽空母は戦闘機の機数補助にしか使えないので巨大空母を代替することは不可能というのも既に結論が出ている