>>226

余程のことがないかぎり防衛省が決めたことが採用される
でも政治の承認がなければGOサインは出せない

例えば前回のF-XではF-35、タイフーン、F-18Eの3候補を比較検討の上
F-35が最適な戦闘機だと決めるまでをするのが選定作業
選定作業の結果を安全保障会議にかけて内閣の承認を得て正式にF-35の正式採用になる
今回のF-Xでは既存機改造案や共同開発案と比較の上に国内開発案を日本主導の開発するのが最適だと決める迄でが選定作業
既存機改造案の場合はベースになる機体も選定作業の中で決められる
そしてその結果を安全保障会議にかけて内閣承認を得て開発着手が決定された
政治承認まで得て決めた開発内容を防衛省が勝手にタイフーンにしてしまうとかF-22ベース案にしてしまうとかは制度上できない

だから安全保障会議にかけられた時点でベース機決定がないのは既存機改造案は落ちたことを意味する
当然のことながテンペスト参加もその旨を安全保障会議にかけないわけにいかない
防衛省が政治からの許可なしにF-22ベース案やテンペスト参加を一存で決めるということは不可能
当然のことなが事前に共同開発国や原型機開発との詰めの交渉があるのは言うまでもない

昨年4月の読売の1面記事はこうした制度上のルールを無視した内容だったのでガセと判断した
1防衛官僚が政治決定した案件を勝手にF-22ベース案に検討し直すとかはあり得ないからだ
しかも前年の12月に決めたことを数ヶ月で覆すなどあり得ないこと
だからガセと判断したが事実その通りだった