>>558
ロシアになって以降はT-90の方が上で、ロシア用・輸出用の主力として新しい技術が導入されてます。
転機は、ソ連/ロシアMBTの主目的が対戦車戦闘・APFSDS弾へと大転換されたこと。
(例えばソ連T-72の標準携行弾薬構成は、APFSDSかATMを数発・残りはHEATと榴弾を半々)
これに伴い長い弾体を使える新型主砲+オートローダーが開発されるのですが、T-72/90系
が750mm弱(2A46M-5)に対し、T-80は車内レイアウトの制約から650mm(2A46M-4)に留まります。
このため、T-90の方が有望視され主力として進化を続け、T-80は後追いの形になってました。
例えば2017年から配備が始まった最新型のT-80BVMは、既にT-90系で実用化済のFCSや
ERAが導入されます(弾体は伸びないので火力は劣るけど)。
T-80U2/ブラックイーグルがポシャらなければ話は違ったのでしょうが‥

T-80がT-90に優れている点を挙げればエンジンで、機動性−特に加減速レスポンスと極寒耐性
は上です。信頼性・整備性に大難有りですが、T-80BVMは新型エンジンになるんで大丈夫(かもしれません)