>>284続き
その後、エンジンを再始動し脱兎の如く逃げ帰るのだ。
確かに地味過ぎる爆撃航だが侮れない。
1950年6月16日の水原基地に対する攻撃では、F-86F八機に損害を与え、うち一機は全損、四機は中破、三機は飛行不可能な小破と言う大戦果を記録しているw
何しろ米空軍の虎の子のF-86Fの飛行隊が翌日に飛行できないのだから北朝鮮にとってはしてやったりなのである。
米軍は悩んだ。
木製布張りの小さな機体が超低空、超低速で来るのでレーダーはほぼ無効、度重なると翌日の飛行に支障が出る。
米空軍はやむなく当時の最新鋭夜間ジェット戦闘機、F-94スターファイアーやFー82ツインムスタング等で応戦する事を決定したのだった。
続く