>763
1)ソ連時代はロケットの大隊レベルへの配属は無いです。
 (配属は無いが支援射撃は実行される)

2)ソ連後期のロケットは
 122o級の戦術ロケットは緒戦の攻撃準備射撃を最大火力で行うため
 それ以上の口径の大型ロケットは米軍のMLRSに準じる能力を持ち縦深攻撃火力となります。

3)ロシアになり最近は大隊レベルにロケットを配備していますが、 
 それはソ連後期で開発された縦深攻撃を視野にいれた長距離ロケットです。
 なので最近の米軍は旅団戦闘団(BCT)ではロシア大隊戦術グループ(BTG)に
 アウトレンジされるとの危機感を強く抱いています。
 (なお一部瞬間制圧用に122o級戦術ロケットも配備)

4)西側で本気でMLRSを削減してるのは日本くらい
 米軍はこんど海兵も遠距離攻撃力獲得の為、MLRSの装輪版であるHIMARSの導入を進行中。
 陸軍のMDB/MDOでも長距離火力は非常に重視されてきています。

5)現代は砲迫レーダー、UAVによる観測射撃の発達により正規軍相手では時速射撃が困難になっています。
 短時間に最大火力をぶち込めるロケットは一層重視されてきています。

つまり、日本はまた一昔前の軍事常識で判断してるのよ・・・