先端レーダーのメッカ「ハンファシステム」を行く
http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=C02&;nNewsNumb=002596100015

ハンファシステムが優先務めたのはKF-X AESAレーダー用証明時制(アンテナ装置・電源装置)と試
験装置を製作し、連動と機能性能を確認するものである。2016年はじめ、昨年完了した。

昨年3?6月に、イスラエルエルタ社現地でボーイング737機を改造した試験飛行機で飛行試験(10回)
を、10?11月に国内仁川空港で試験航空機のレーダーの試作品を装着して飛行試験(6回)を行った。

ある消息筋は「仁川空港からの試験結果は、イスラエルのエルタ社の関係者も驚くほどの期待以上に
満足だった」と述べた。
防衛事業庁と国防科学研究所は、試験結果に鼓舞されて内容の公開も検討したが、イスラエル側が
秘密に分類して公開することができなかったという。

KF-X AESAレーダーの特徴は、敵の航空機はもちろん、地上・海上の移動標的まで探知・追跡する
ことができるという点である。
特に地形に沿って低く飛ぶことができる地形回避・追跡能力も備える予定である。

KF-X AESAレーダーの核心部品は、モジュールと呼ばれるものである。2.5pサイズのトンボ単眼よう
に見えるが、レーダーの試作品は、すべて1088個入る。

消息筋によると、来る2023年からKF-Xに装着されて試験されるAESAレーダーは、現在よりも20%大
きくなってモジュールの数もそれほど増えるという。
モジュールの数が1200以上に達することができるということだ。これは、F-35と同様の水準である。
数十個の目標物も同時に追跡することができる。

研究所の関係者は、「KF-X AESAレーダーはKF-16の性能改良の戦闘機に搭載されたAESAレーダ
ーよりも優れた性能を持つようになるだろう」と述べた。