「国家安保戦略」の改定検討へ
敵基地攻撃能力の保有視野に
2020/6/19 19:35共同通信社
政府は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を受け「国家安全保障戦略」を改定する方向で検討に入った。
代わりの抑止力として敵基地攻撃能力の保有を視野に入れる。
国家安全保障会議で、新たなミサイル防衛の在り方に加え、経済安保、新型コロナウイルス収束後の国際ルールの枠組みといった3分野を軸に夏から議論を開始。
年内の改定を目指す。複数の関係者が19日、明らかにした。
国家安保戦略は外交と安保政策の包括的な指針。2013年12月の閣議決定以来、改定は初めてとなる。
9月末が締め切りの21年度予算編成の概算要求までに方向性をつける段取りを描く。

河野防衛相「防衛計画の大綱」など見直す可能性も
2020年6月19日 13時16分
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画の停止を受けて河野防衛大臣は、
防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」を見直す可能性があるという認識を示しました。
イージス・アショアの配備計画を停止したことを受けて、
安倍総理大臣は18日の記者会見で、この夏からNSC=国家安全保障会議で日本の安全保障戦略の在り方を議論し、新たな方向性を打ち出すことを表明しました。
河野防衛大臣は19日、記者会見で「配備のプロセスの停止を受けて今後、どのような体制を構築していくかは全体的な安全保障戦略にも関わってくる」と述べました。
そのうえで「議論の結果によっては『防衛計画の大綱』や、中期防衛力整備計画が修正される可能性はある」と述べ、
おととし策定した防衛計画の大綱などを見直す可能性があるという認識を示しました。

>おととし策定した防衛計画の大綱などを見直す可能性があるという認識を示しました。
柔軟ではあるべきだと思うけども 大綱になってねーだろ