>>671
我が国も米国からの強い要請によりまた米軍の東アジアにおける軍事的優位の低下により、
防衛費をGDP比2%まで増額する必要が出てくることは既定路線だろう。

しかし防衛費をGDP比2%に引き上げたとしてもこれからの戦いに勝利するには
宇宙・サイバー・電磁波領域における能力が重要であり、また情報収集分析能力の
強化、敵に対して質的優位を確保するため装備品の研究開発に多額の予算を投入する
するべきである。

航空自衛隊は次期戦闘機の開発並びに航空自衛隊の戦闘機部隊・輸送機部隊
・空中給油機の増強、航空部隊の分散配置、航空基地の抗甚化・基地防空能力の
強化を行う必要がある。

また陸上自衛隊に関しても中国海軍水上艦部隊に対抗するため並びに中国空母部隊の
太平洋排他的経済水域への進出に対抗するため投射能力・抗甚性・費用対効果に
優れた島嶼防衛用地対艦誘導弾の開発・陸自地対艦ミサイル連隊への配備、
本土並びに島嶼防空のために戦闘機部隊を補完するため長距離地対艦ミサイルの配備
を進めるべきであり、同時に装備品の近代化を進める必要がある。

そのような状況で海上自衛隊が確保できる予算は2兆5千億円規模になると予想される