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戦闘機を手掛ける今、練習機開発の意味合いが変わってくるのは事実だが、「技術開発目的の練習機開発はもうない」というのは間違い
『US-2救難飛行艇開発物語』2巻で描写されているが、開発予算超過でコスト削減をしなければならない状況において、当時は実績が少なくコスト高騰が明白な全翼複合材化をあえて検討したというエピソードが象徴しているが、
当時の官側の発言の通り、その時にはやらなくても技術的に成立することが確認できることがその開発でわかれば次の開発に繋がっていく。
開発の機会は限られるので、その機会にできるだけのことをしなければならないし、その機会をできるだけ多くしなければならない
林元空将が「F-2後継機が国内開発となった場合でも、わが国の国家技術戦略から資源配分が許されるなら国内開発を追及すべき」と言うのはそうしたことを名状しているのである