いろいろ誤解してる人がいるがF-3は日米政府間合弁事業じゃないからな
マスコミは相変わらず海外企業が関われば共同開発だという認識の記者が多いけど
F-2は日米政府間合弁事業でF-3単に次期戦闘機開発に海外企業も参加するというだけ
だから防衛省も公式文章で共同開発という言葉を使わないのはその為

F-2はF-16を改造するという政府間の合意による開発だった為に原型機開発国のアメリカ政府と事前に開発における取り決めが必要だった
原型機開発国だから開発費を1円も出さずにF-2開発に改造の許認可権というカードを持っていた
おまけにエンジン供給というカードも保有
だから色々とアメリカ政府は日本にとっては不平等といえる要求ができた

それに対してF-3は単に日本の国内開発事業に海外企業が参加するだけだから
アメリカ政府が関与できるのは部品単位にしか権限が及ばない
基本的にはアメリカ企業が関わること・製品供給への許認可権しかない

1番わかりやすいのはKFXと米国企業の関わり方に近いものになる
KFXはインドネシアとの共同開発ではあってもアメリカとの政府間合弁事業じゃないから
アメリカ政府がKFXに直接干渉することはできないが米国企業関与の許認可権は保有しているのと同じ