>哲学者の鶴見俊輔は、芸術を@「純粋芸術」(専門家が作り、専門家が鑑賞する芸術)、
>A「大衆芸術」(専門家が作るが消費するのは専ら非専門家の大衆)、
>そしてB「限界芸術」(制作も消費も非専門家間の日常で行われる、通常は芸術とは見なされにくいもの)の三つに分類した。

これ自体が幻想ではないだろうか?
専門家の間でぐるぐる金を回してるだけ、って成り立たないよ
コミケもそういわれるが、ごく一部の事実上の同人専業、プロとして稼いでるものの余暇があるが
大半の参加者は学生か別の本業を持った社会人である。

実際のところ、純粋芸術という1どころか2と3の境界すらもはやあいまいなのが
現代の世界といえる

一種の非専門家の絵描きやその他の表現者の表現に金を介在する
というのがコミケだし、リアルの場所どころかネットの投げ銭文化で
場所にさえ拘束されなくなってきている。