>>103
4.5世代機で実用化された、センサー融合や、HMDと連動した照準は、X-2では研究されてないよ。

X-2のシステム・インテグレーションについて、こんな紹介が。
https://online.sbcr.jp/2017/03/004237_2.html

 今日、パイロットに各種の情報をもたらすセンサーは、レーダーと電子光学装置が用いられています。
 攻撃用センサーの情報と防御用センサーの情報を、今以上に融合できるようになれば、パイロットの
 状況認識力はさらに高まり、より効果的な作戦行動と、高い生存性を同時に得られるようにもなるでしょう。
 こうしたセンサー関連の研究や試験は、X-2では行われず、X-2の作業と並行して別途進められています。


F-16 Block 70では、JHMCS IIを搭載して、HMDによるオフボアサイト照準が可能になるそうだけども。
http://fullafterburner.weebly.com/aerospace/gripen-e-vs-f-16-block-70-which-one-is-best-choice-for-replacement-of-mig-21
KF-16 は、それに相当する改修を行うそうな。

F-16 Block 72では、機体に6個のDB-110光学センサを搭載して、センサー融合が行われる、って書いてある。
https://www.thedrive.com/the-war-zone/27151/heres-whats-in-moroccoss-deal-to-buy-25-advanced-f-16s-and-upgrade-its-existing-fleet

日本は次世代機の研究開発と並行して、F-2で4.5世代の技術の実用化を図るべきではないかな。
試験機での研究と、実用化とは、大きな違いがあるし。