(前々スレ)916 名無し三等兵 (ササクッテロラ Sp69-oYe2) sage ▼ 2020/05/16(土) 01:49:46.41 ID:5duvZ17Dp [1回目]
ヒトラーの証言に関する本読んでたが、部下に関する愚痴のところ見てると 有能だが個性強すぎる斜め右とか明後日見てる奴ら
まとめるのに必死、なだめて、馬鹿な意見は無視してそんな愚痴ばかりで

あれ?こんなに常識人だっけ?って気分になる
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そーいやV2の開発を行っていたフォン・ブラウンがサボタージュ容疑でゲシュタポに逮捕された際に、傍目には第3帝国の全権を掌握し
国内の法規や判決を全て意のままに左右できる独裁者代表・・ とみなされるヒトラーですら、フォン・ブラウンの釈放には大変苦労した・・

というエピソードが大変好き。

まぁ一括りに「独裁者」と言っても、ガチで国内の全てを意のままに操れる本物の独裁者は極稀であり、実際には国内の複数の権力基盤や
政治勢力の間を取り持つバランサーとして表向き独裁者の役割を演じているケースが圧倒的に多いらしいし。
例えばルーマニア革命で処刑されたチャウシェスクなんかも、末期は実権のかなりを軍部や官僚などに握られた神輿状態だったとか。

以下Wikiのフォンブラウンの項目より抜粋

逮捕[編集]
SS(ナチ親衛隊)とゲシュタポ(国家秘密警察)は、「(軍事兵器の開発に優先して)フォン・ブラウンが地球を回る軌道に乗せるロケットや、
おそらく月に向かうロケットを建造することについて語ることをやめない」、として[要出典]フォン・ブラウンを国家反逆罪で逮捕した。
フォン・ブラウンの罪状は、「より大型のロケット爆弾作成に集中すべき時に、個人的な願望について語りすぎる」、というものであった。[要出典]

ドルンベルガーは、「もしフォン・ブラウンがいなければV-2は完成しない、そうなればあなたたちは責任を問われるだろう」とゲシュタポを説得し、
フォン・ブラウンを釈放させようとした。
しかし、それでもゲシュタポは許そうとせず、最後はヒトラー自らがゲシュタポをとりなし、ようやくフォン・ブラウンは解放された。
そのときヒトラーは「私でも彼を釈放することはかなり困難だった」と言ったという。[3]