>>48
ご指摘のような状況にくわえて、ヘリではローターのダウンウォッシュが土埃を巻き上げることによる
ブラウンアウトという状態も、天候と関係なく生じます。

これらの状況下で安全に離着陸するために、AR(Augmented Reality: 拡張現実)が開発されています。
可視光より透過性の高い赤外光や赤外Lidar(レーザーレーダー)、マイクロ波レーダーなどで
地形を把握し、あるいはそれにくわえて事前に蓄えた地形データと照合することで
ディスプレイに「そこにあるべき地形」を付け加えて表示し、パイロットは肉眼で見えなくとも
合成された画像によって離着陸することが可能になります。

軍用だけでなく、悪天候時に目的の空港に着陸する上でも有用なので、商用機等への搭載も
はじまりつつあります。
ttps://uploadvr.com/ar-aviation-safer-better/