三菱自、ゴーン改革の拡大路線で背負った代償
欧州縮小で東南アジアに「一極集中」の賭け
https://toyokeizai.net/articles/-/366483?display=b
>仏ルノーを含む3社の会長を兼務したカルロス・ゴーン氏の下、主力の東南アジアを強化しつつ、アメリカや欧州、中国といった巨大市場をターゲットとした販売拡大戦略に打って出た。
> 2017年度から始まった前回の中計では、3カ年で販売台数を40%増、売上高を30%増とするかなり野心的な目標を掲げた。
> 2016年度に92万台だった販売台数は2018年度には124万台まで増加、売上高は2兆5000億円の目標を1年前倒しで達成した。
>しかし、売り上げの伸びが利益に結びついてこなかった。
> 2019年度の研究開発費は2016年度比で47%増、人件費は16%増、減価償却費は61%増。積極投資の結果、固定費が当初の見込み以上に膨張して収益を圧迫した。
>営業利益率は目標だった6%に遠く及ばず、4%台にとどまった。
> 2018年の後半からは世界の自動車需要に陰りが見え始め、三菱自の販売拡大にもブレーキがかかると、収益悪化に拍車がかかった。
>欧米は現地工場を持たないために価格競争力が弱く、北米などではブランド力の乏しさを補うための値引き販売の費用増加が収益を押し下げた。
>競合他社に比べて少ない経営資源を不採算地域にも分散させた結果、「主力のASEAN向けの投資資源が不足」(加藤CEO)するといった悪循環に陥った。

東南アジアで強大なブランド力を持っていた優良企業をよくもまぁこれだけグダグダにできたもんやな
ここまで無能な経営って普通狙っててもなかなかできるもんじゃないんだけどな