竹槍事件の「竹槍では間に合わぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」という記事についての質問です

竹槍の銃後国民への配備は前線での海戦・航空戦とは全く関係なく、最悪の場合の本土決戦への備えと今現在の団結意識醸成のためで
航空機と比べたら遥かに低コストで済む上に、材料も工場も別物なので航空機生産とはリソースが全く喰い合わず
もし竹槍作戦を取りやめたところで、大して予算も浮かず航空機増産に繋がるわけでもないと思います
それに(陸海軍の割り当てはともかく)航空機増産は既に全力でやっていて、これ以上増やせと言っても難しいかと思います

この記事は当時の日本政府・軍部の愚かな精神主義を批判した正論として肯定的に語られていますが
当時の上層部は物質主義的/現実主義的な航空機増産の重要性は当然知っていて既に全力を出していて
その上で竹槍作戦という精神主義の面での動員も実施するという「物心両面作戦」をやっているだけだと思います
シミュレートとして、もし竹槍を止めたところで果たして何らかの成果は得られたのでしょうか?