新軍事板書籍・書評スレ 75 雑談禁止

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2020/06/03(水) 21:59:22.50ID:a5a7QzXy
戦記、戦史、回想録、安全保障、危機管理、兵法、エトセトラ。
ノンフィクション中心、ご自身が読んだ本の書評・感想をお願いします。
軍事に関係あれば基本的に可。

なお、雑誌関係は、軍事雑誌総合スレッドで
軍事雑誌総合スレ 第36号 ☆三十六號
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1574217219/
【雑誌でも】軍事ライター総合 Part.7【WEBでも】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1570118014/
架空戦記総合スレ88
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新軍事板書籍・書評スレ 74 雑談禁止
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2020/09/06(日) 00:47:47.68ID:4tqj5EQ+
そんなの「哲学」なんて代物じゃないよグチグチ言っても騙される奴はいないだろ

それはそうとクソコテはなんか地図すらまともに読めてなさそうなのがな
地理感覚すらダメそうなのに作戦術連呼はもう滑稽すぎる
2020/09/06(日) 00:53:03.71ID:ZeBb74J0
旧日本軍でオナる時点でキチガイ確定
210名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 00:59:59.96ID:G678cCxy
>>207
それは実際にやっちまった事と実際にはやらなかった事だし
明確に別の話だと思うけど
2020/09/06(日) 01:27:50.83ID:SdV3njMM
>>210
実際に生じた結果だけ欲しいのならウィキペでも眺めてればいいんじゃねとなる

当時の日本軍が本土決戦に向けて何を準備していたかを具体的文献や記録から把握し
何を考えていたかと何ができたのかを比較しつつ当時の思想や置かれた立場を見ながら
その判断の合理性なんかを論じることに意味がないとは思わないし
そこに興味が持てるかどうかは個人の問題かと
2020/09/06(日) 01:30:05.98ID:cm0bSZIm
多田将の新刊が出るな。
213名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 01:42:25.20ID:G678cCxy
>>211
そのレスに対してはそんな話してないとしか返せない
2020/09/06(日) 01:48:40.37ID:KFBh8KnJ
>>186
> ウォーゲームの取説も
> 保険の契約書じみてる
わかってるじゃないか
ウォーゲームの取説はルールブックだから、なるべく解釈が一意に決まるようにしてるんだよ
テレビゲームは「できないこと」はゲーム側が反応しないからできないけど
(時たま制作者の気付かない抜け道=裏技があったりするけど)
2020/09/06(日) 01:48:44.14ID:ZeBb74J0
こうすれば歴史を変えられたみたいな妄想いらねえわ終わらねえし
よそでやれ
2020/09/06(日) 01:59:13.82ID:SdV3njMM
ID:ZeBb74J0が物を知らないのに喚くだけのキチガイだとは解った
2020/09/06(日) 02:00:34.11ID:lBxiS+ug
>>205
本土決戦をした場合のことなら、以下の動画がくわしいよ。
【日本最後の戦い】ダウンフォール作戦とは - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Z5TNiosmyFg
BS1スペシャル 果てなき殲(せん)滅戦〜日本本土 上陸作戦に迫る〜 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wDN2lEVCqnE
2020/09/06(日) 02:39:53.23ID:ZeBb74J0
>>203
ミリオタのキモい自称戦争哲学なんて発展させても有害なだけで何の利益もない
同じ戦争は二度とないことすら理解できない馬鹿のすることだ
2020/09/06(日) 05:06:58.37ID:3u7fVVtR
>>122
お願いします(というかここ、質問しちゃいけない所なの?)
2020/09/06(日) 05:15:04.46ID:ZeBb74J0
流れで質問することもあるだけで基本勝手に書評書くだけだから
2020/09/06(日) 06:42:11.55ID:4tqj5EQ+
よっぽどのネタスレでもなければ質問NGなとこはないと思うけど
そもそも答えが「ない」だった場合はいくらお願いしてもこればっかりは
2020/09/06(日) 07:04:55.03ID:3u7fVVtR
>>220
そうなのか
>>221
成る程ね
でも、こちらとしても藁をもすがる思い(実際そこまでシリアスじゃないけどさ)なので、無反応はそれはそれでちょっと…って気持ちもあるのよ…
2020/09/06(日) 09:08:29.15ID:BiGfYZG1
米が関東で上陸戦後に東京へ進撃・占領とか、計画はするだろうけど、実際は膨大な出血をしたくないし、戦費も議会からの圧力があって思うようにならない。
なので、都心を外したところに原爆落としておしまいにしただろ。
2020/09/06(日) 09:52:08.01ID:pXdchKVz
一応3発目のプランだと、皇居へ原爆を直撃させる予定だったそうな
だけどそのプランが採用される前に降伏したので、ボツになったそうだ

…これ実行されてたら、継戦待った無しだったな
225名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 10:32:44.42ID:Rf5Csk8h
>>223
おしまいにするのを決めるのはアメリカじゃないから
226名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 16:21:07.79ID:9SGF6Quw
>>199
lansが書いてるけど、米軍の上陸は湘南と九十九里両方ほぼ同時で二重包囲に近い作戦だよ。
しかも関東内陸に空挺作戦も計画して包囲環を閉じる予定。
鹿島灘の方は意外に上陸適地がないし、港も少ない。九十九里なら銚子と勝浦があるから。(簡単に占領はできんけど)
何より茨城は平坦だけど、水郷といわれるくらいに多数の水路が走り、水田地帯が広がり、池や沼が多数ある。
進むには不便な地域。
これに比べ湘南の奥地は水田も少なく、特に瀬谷付近は見渡す限りの畑で進撃しやすい。
227名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 16:28:25.51ID:9SGF6Quw
続き、199さんの進路というか戦線の形成の仕方だと、米軍の手持ち戦力では広すぎなのも九十九里から江戸川に米軍が進路を取っている理由だと思う。
228名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 16:28:37.34ID:9SGF6Quw
>>199
lansが書いてるけど、米軍の上陸は湘南と九十九里両方ほぼ同時で二重包囲に近い作戦だよ。
しかも関東内陸に空挺作戦も計画して包囲環を閉じる予定。
鹿島灘の方は意外に上陸適地がないし、港も少ない。九十九里なら銚子と勝浦があるから。(簡単に占領はできんけど)
何より茨城は平坦だけど、水郷といわれるくらいに多数の水路が走り、水田地帯が広がり、池や沼が多数ある。
進むには不便な地域。
これに比べ湘南の奥地は水田も少なく、特に瀬谷付近は見渡す限りの畑で進撃しやすい。
229名無し三等兵
垢版 |
2020/09/06(日) 16:29:11.35ID:9SGF6Quw
すまん、変な連投してしまった。
2020/09/06(日) 22:45:39.66ID:FYGeuWi9
「補給戦」を久しぶりに再読
翻訳がちょっとなあ
2020/09/07(月) 02:15:32.25ID:U+nLyaOi
>217
>【日本最後の戦い】ダウンフォール作戦とは

これ、著作権侵害しまくりすぎだろ・・・特に目新しい話もないし…
なお、相模湾と九十九里を同時上陸としているが、先に九十九里で翌日に相模湾な。

このあたりは、「茅ヶ崎市史」とその解説書籍となる「相模湾上陸作戦-第二次世界大戦終結への道」が戦史叢書よりも詳しい。
茅ヶ崎市史は8年前位に市役所に問い合わせ購入しましたが、当時はまだ在庫が残っていました。
もしかしたら、まだあるかも。

なお、九十九里については千葉日報の「幻の本土決戦 房総半島の防衛(全8巻)」が詳しい。
箱入りの大型本ですが、当時の民間人から、果ては当時の駐屯した部隊員からも取材、手記の提供を受けています。

後は当時、そこに配備された部隊の連隊戦史と防衛研究所や偕行文庫所蔵の資料をあさるのだ。
(なお、第36軍の戦闘教令(一般向け)は偕行文庫に寄贈したので頼めば読めるはず)
(解説付きのはPDF化して何度か放流したが、使ってたうpろだサイトが閉まってしまった。誰か良いサイトを紹介してくれれば、またうpする)


>「 果てなき殲(せん)滅戦〜日本本土 上陸作戦に迫る」

NHK通常運行ですな。しかもオリンピックだけでコロネット無視ですか。
昭和の頃にもっと旧軍部の人間からインタビューしておけばよかったのに
なぜ、作戦や軍部の真意を知らない、一般民間人のインタビューばかりなのか?

今となってはもう旧軍高級軍人のインタビューは不可能です。
お前ら、公共放送なら、なぜやっておかなかった!

昭和期の文藝春秋とかの方が、しっかり取材して記録を残してるぞ。
その記録の足元にも及ばない公共放送ってどうよ。
2020/09/07(月) 02:32:33.21ID:U+nLyaOi
なお、毒ガスの使用は
戦術的には、洞窟陣地の攻撃
作戦的には、汚染地帯を形成し一定期間において日本軍の移動を継続的に妨害する意味があります。

巻き込まれた民間人はもちろん大量に死傷しますが、民間人の虐殺や全滅が目的ではありません。
(そもそも民間人全滅させるほどの毒ガスは物理的に製造困難)
(まあ、米軍にとって民間人を巻き込むのになんら躊躇は無いでしょうが。自国の兵士の命と敵国民間人の命を天秤にかければそ判断するのは別におかしな話ではない)

このあたり、最初の動画もNHKも理解が足りない。
2020/09/07(月) 02:33:37.55ID:U+nLyaOi
日本だって、中国戦線で赤筒つかってるしな
2020/09/07(月) 02:38:12.62ID:U+nLyaOi
さらに言えば、WW1の毒ガス使用も大量殺戮が目的ではない。
敵を混乱させ、一時的に敵を分断し、防御力を低下させ、我の攻撃を成功させるのが目的。

第三帝国が収容所の大量虐殺に使用したため、そのインパクトがあまりも大きく毒ガス=大量虐殺兵器とされていますが
大量破壊兵器に使えるだけで、他の使用目的を忘れると、その運用や使用ハードルを見誤る事になりかねないと思います。
2020/09/07(月) 09:12:12.61ID:Qk1Wu4zt
なに言ってんだ?
「防御力を低下させる」=「塹壕にひそむ敵兵を、効率よく殺傷する」だろ。
他の使用目的もなにも、大量殺りく兵器そのもので、他の目的なんてないから、国際条約で禁止しようとなったんだろ。
2020/09/07(月) 09:27:44.11ID:2rABne8y
>>235
違うよ
毒ガスが禁止された理由は「不必要な苦痛を与える兵器」だからであり
「大量殺戮兵器だから」じゃない

あわせて毒物や窒息性ガスも禁止が盛り込まれたが、これも不必要な苦痛を与えることが理由
この辺普通の感覚じゃ理解しにくいのかもしれないが、殺傷力そのものが禁止の理由になってないことは気をつける必要がある
2020/09/07(月) 12:20:47.76ID:FrVaQKQj
翻訳を問題にする人は「どこが」「どう」といったあたりを
数カ所くらいでいいから挙げてくれると話題もひろがると思うんだけどなぁ
2020/09/07(月) 15:03:27.70ID:Jm17RGvL
>235
>「防御力を低下させる」=「塹壕にひそむ敵兵を、効率よく殺傷する」だろ

違います。それは副産物。
本来は、毒ガスの汚染地帯を作る事で、そこの敵移動を不可能にしたりします。
つまり敵の運動を大幅に制限できます。

さらに正面に使用した場合も、
ガス対応の混乱による情報混乱、行動混乱が発生し、攻撃側に対する対処が遅れやすくなります。
さらに、防毒マスクの着用による行動力の低下、初期の防毒マスクが間に合わなかった負傷者に対する救護も敵の混乱と対応速度を低下させます。

一般に1名の負傷者の救護には1〜2名の健常者を必要とすると言われてますし
一時的に部隊の戦闘力を奪うのならば、死者よりも負傷者多数の方が実は効率的。

旧軍の「瓦斯防護教範」 とか読んだことない?
比較的、入手もラクだよ。
2020/09/07(月) 16:45:02.17ID:dt30qnau
また荒らしだよ…
2020/09/07(月) 17:46:13.33ID:Jm17RGvL
茅ヶ崎市史現代 第2巻 資料集I 茅ヶ崎のアメリカ軍
太平洋戦争末期から昭和34年の辻堂演習場返還までの戦後復興の過程を、豊富な米国資料やインタビューからたどる資料集。
平成7年 3,000円
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/bunka_rekishi/shishihensan/1006301.html

まだ在庫あるっぽい。

説明を見ると戦後復興が中心に見えるが、半分くらいは、マッカーサー参謀研究 コロネット作戦資料の純粋な『翻訳』w
残り半分は、戦後の米軍進駐に関する資料。

こちらは純粋な翻訳なので解説や読解、考察はほとんど無し、なので別途同じ翻訳メンバーが
「相模湾上陸作戦-第二次世界大戦終結への道」(有隣堂)を書いています。

こちらも、とてもよく纏まっているのですが、日本軍の対応は相模湾に限定しており、
コロネット全体の日本軍の対応に対する理解には不足です。

九十九里側と全体方針についての考察は別資料が必要。
これだけで判断してしまうと、
「米軍は相模湾が主力である、ならば九十九里に戦力を廻した旧軍参謀本部は間違っていた。相模湾に主力を配置し防御すべきであった」
と短絡的に考えてしまいかねません。要注意。
(九十九里、さらに全体状況や作戦背景を俯瞰して見ると、違う見方も出てきますので)
2020/09/07(月) 17:57:49.86ID:Jm17RGvL
旧軍側の考え方としては、
「大東亜戦争と本土決戦の真実」家村和幸(並木書房)

が非常に参考になりますが、途中までは史料を追いながら非常に科学的に分析しているのですが・・・
後半、いきなり精神論に入り込んでしまうので要注意。

多分、書いてる最中に、旧軍参謀に憑りつ付かれたに違いない・・・
(そこをねじ伏せて、さらに資料を読み込むと、先に見えてくるものがあるのに、もったいない・・・)
2020/09/07(月) 18:06:34.33ID:Jm17RGvL
もし需要があるなら、本土決戦関連の文献リストを上げるけど、誰かいる?
2020/09/07(月) 18:17:35.83ID:OKlfAVrB
>>242
自分、頭悪いし図解やイラストも欲しいんで、歴史群像のムックの「本土決戦―陸海軍、徹底抗戦への準備と“日本敗戦”の真実」
を読もうかと思ってたんですが、Lansさんの評価はどうですか?
それともムックで何かいい本土決戦本ありますか?
2020/09/07(月) 18:20:41.21ID:ygJZa9vu
旧日本軍の話を出すとスレが潰れる
2020/09/07(月) 18:26:57.70ID:Jm17RGvL
>243
ムックや別冊限定なら

おすすめ
「歴史群像太平洋戦争シリーズ60 本土決戦」(学研)
「決定版 太平洋戦争8 一億総特攻 本土決戦への道」(学研)
「別冊歴史読本 日本本土決戦-一億国民が迎え撃つ幻の最終決戦」歴史読本編集部(新人物往来社)

可能なら
「丸別冊 終戦への道程 本土決戦記」(潮書房)
「丸別冊 終戦と本土決戦 大日本帝国の最期」(潮書房)
「別冊歴史読本 日本帝国最期の日」(新人物往来社)
2020/09/07(月) 18:32:01.54ID:dt30qnau
荒らしは無視推奨
2020/09/07(月) 18:33:30.15ID:Jm17RGvL
ただし、当時は著者、編集部ともに作戦次元と作戦術をまだ受容してないので、
新しい本土決戦本をそろそろ出して欲しい、今日この頃
2020/09/07(月) 18:34:18.51ID:ygJZa9vu
NGしてるけど相手するやつがいるからゴミが見えるんだよなあ
2020/09/07(月) 19:09:03.22ID:SUbOEYqH
こないだ出たこりゃどうですかね https://www.sunrise-pub.co.jp/isbn978-4-88325-686-0/

…まあ、ほぼ間違っても来ない正面というのはあるけど。
250名無し三等兵
垢版 |
2020/09/07(月) 19:23:09.35ID:s7v6Z3xR
南部九州に上陸するのは決まってるんだから
北部九州に来る可能性は高くなくても要塞化は重要だろう
日本軍は徹底的な逆襲はしないまでも圧力はかけないといけないし
アメリカ軍は反撃を抑えて港と飛行場を確保し続けないといけない

アメリカ軍の陸上部隊が大損害を覚悟で北部九州まで突破してくる事はどちらにせよ無いかもしれないが
常に砲爆撃を繰り返して北部九州の日本軍の活動を抑えてくる筈だ
251名無し三等兵
垢版 |
2020/09/07(月) 19:29:06.73ID:vY1LUGyN
>>249
その本よさそうですね。
来ない正面。それはしかたない。防御側には敵の出方を100パー知る術がないので。
ノルマンディーの独軍もカレー固めただけでなく南仏にまで兵力ばら撒いたけど、来ないかもしれないけどいきなり来られたら困る場所も守らなければならん。
本土決戦の四国とかも同じ。なんか日本軍は米軍の上陸海岸を予想し的中させたというところに引きずられ過ぎな気がする。
2020/09/07(月) 19:43:44.76ID:Jm17RGvL
>249
ほう、面白そう
迷いもなく、ぽちった。
2020/09/07(月) 19:50:48.51ID:Jm17RGvL
>250/251
満州を席捲したソ連も無視はできない
彼らの渡洋侵攻能力を旧軍は把握しきれていない。また連合軍の協力で行う可能性も無視はできない

なお、北部九州の維持は日本海の海上交通の維持に重要
(既に、航空機雷と潜水艦に脅かされて半壊しているが、艦隊が常時入り込むのは別次元の脅威)
2020/09/07(月) 19:59:37.82ID:Jm17RGvL
>251
>本土決戦の四国とかも同じ。

四国は結構重防御。

「本土決戦 日本内地防衛軍」茶園義男(不二出版)
が詳しいです。
※「本土決戦 四国防衛軍」の増補改題
2020/09/08(火) 02:37:59.28ID:PIR5SdWe
丼の言うことはもっともなのですが
ここで風呂敷広げる話なのかと
256名無し三等兵
垢版 |
2020/09/08(火) 02:45:23.08ID:c1JpNWYX
Lansってあんまり会話が成り立ってない所はあるね
人の話に対して「他にもこんな事がある」と言って自分の話をするのを優先して
結果としてレスつけた相手の話を肯定してるのか否定してるのかもよくわからず
事実上無視して人の話を踏み台に結局自分の話したい事だけ話し始める部分がある
257中国人ウソつかないあるよ
垢版 |
2020/09/08(火) 03:42:06.65ID:Pl/V2uAh
ヴァカ日本人w
早く反論してみろ無能w
日中戦争は山本五十六ら海軍が謀略によって引き起こした戦争である

https://www.bookbang.jp/review/article/30202

日本海軍の知られざる実像
[レビュアー] 山村杳樹(ライター)

 一九三七(昭和十二)年八月九日、上海海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉が虹橋飛行場に車で突入、運転手共々、中国の保安隊によって射殺された。
この「大山事件」に乗じて海軍軍令部は十一日、宣戦布告に等しい要求を中国側につきつけ、十四日には大規模な渡洋爆撃を開始した。
近衛文麿内閣は「暴支膺懲」声明を発表し、支那事変に対する方針を不拡大から拡大へと一変。
当時の山本五十六海軍次官は、連日の渡洋爆撃を対米戦に向けての準備期間と捉え、海軍航空隊の充実、錬成に莫大な臨時軍事費を注ぎ込んだ。

本書はこの「大山事件」が現地海軍が仕組んだ謀略だったことを種々の資料や証言から論証し、事件を機に動き始めた日本海軍の「自滅のシナリオ」
の展開を跡づける。
更には、戦後、軍令部の参謀たちが偽証の口裏合わせをし東京裁判に臨み、「海軍は、陸軍に引きずられて太平洋戦争に突入した」という
「海軍善玉論」を意図的に創作、流布、宣伝したことに言及する。

著者は、日本海軍全体が「国の命運や国家利益さらには国防よりも組織的利益を優先させた強いセクショナリズム集団」であり
、膨大な戦時予算を獲得するために海軍の縄張りであった華中、華南で謀略を仕掛け、「自滅のシナリオ」を発動させたと結論づける。
実際、海軍は皇族で対米英強硬論者の伏見宮博恭を九年間(一九三二〜四一)にわたり軍令部長(在任中に軍令部総長に名称変更)に据え
、皇族の威光に隠れ横車を押す「知能犯」でもあった。
驚いたのは、昭和初期の海軍にあって、日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥が隠然たる影響力を持っていたという事実。
東郷元帥は対米英戦に懸念を示した当時(昭和七年)の谷口尚真軍令部長を「こっぴどく面罵」し軍令部長交代を実現させたという。

一次資料、公刊資料、証言などを精力的に博捜した本書には、日本海軍が辿った歴史を検証し、流布されている“海軍神話”を解体せんとする情熱が溢れている
2020/09/08(火) 03:46:24.39ID:v+Gfz+Fl
コミュニケーション能力あるやつは連投しないからな
ただのコミュ障クソコテだよ
2020/09/08(火) 05:48:00.30ID:YQE6qoKo
わかりやすーい知ったかぶりだよなコイツ
変な取り巻きがいるっぽいのも迷惑
260名無し三等兵
垢版 |
2020/09/08(火) 21:12:25.39ID:yKgom/Az
茶園さんはマイナーな在野の研究者だけど、
終戦前後のドッタンバッタンが気になって気になって
仕方ない人なんだな。

玉音の録音のためにはテレフンケンのアレが4台必要
だったとか言い始めたのもこの人。
史実では2台で録音したことになってるけどね。

ただの感想、ゴメン。
2020/09/09(水) 06:45:04.80ID:27rdZGFw
お布施のつもりで樋口『戦闘戦史』・瀬戸『太平洋島嶼戦』購入
作品社ってちょっと前(大木『ドイツ軍事史』とか田村『用兵思想史入門』とか)まではハードカバーだったけど、
同額(2800+税)でソフトカバーになってる…?
262名無し三等兵
垢版 |
2020/09/09(水) 11:05:47.20ID:+rE07hDS
樋口は奥さん実家に戻して
また警備員やってる。
せいぜい本買ってやれ。
2020/09/09(水) 11:53:24.07ID:EJkFoua3
山崎はド左翼芸人に転職して上手くやったよな
2020/09/09(水) 20:51:22.53ID:27rdZGFw
右翼芸人やっても食えないんじゃしゃーない
2020/09/09(水) 21:13:50.64ID:JHFQmIck
食えることをやるのが資本主義の原則。、
266名無し三等兵
垢版 |
2020/09/10(木) 00:30:01.31ID:WwXhLXCL
大木もようやく食えるようになったのは、この3年ほどの話。
数年は息つけるかな。
2020/09/10(木) 16:14:13.66ID:i7Av/Nia
自衛隊がいまだに突撃訓練をやめられない「日本人ならでは」の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/239de74428c91c20e5906a5df7de06195a6448c3?page=1
2020/09/10(木) 22:03:15.31ID:kM0oAspc
二見の本のことか。
2020/09/11(金) 19:03:24.58ID:Lmsolmo8
陸将補なら自分の部隊だけでも変えれば良かったのにね
2020/09/11(金) 19:11:00.77ID:R5PLNE7y
ハイブリッド戦争はむしろ野戦が戦われています。
市街戦は対テロ・対コマンド事態で90年代から2010年位までの話なので・・・
だから米軍も野戦を見直して、陸自も野戦回帰したのですが・・・

ぱらぱらっと立ち読みしましたが、
ハイブリッド戦争を、対テロ・対コマンドと混同もしくは延長線上にあると誤解している可能性がありそうです。
2020/09/11(金) 19:14:44.62ID:zoOnJNk1
GMTのボードゲームのLabyrinth とかCOINシリーズが好きなんですが、
現代の対テロ戦争について詳しい本あれば教えてください。
2020/09/11(金) 21:14:13.17ID:SfRvrCxd
NHKスペシャルでもやっていた、米軍訓練施設での自衛隊と米軍との共同訓練では、市街戦パートと機甲部隊同士の野戦パートを一連の戦闘として想定していたけどな。
で、自衛隊は機甲部隊の機動戦パートのみで、市街戦を戦う米軍の側面支援の役割。
あれは、やはり「自衛隊には市街戦のノウハウがないから、任せられない」という、米軍の認識を反映していたのだろうか。
2020/09/11(金) 22:30:45.44ID:2FYKHW2l
訓練はしてるけどまだお見せできるレベルじゃないんだろ
2020/09/12(土) 14:30:10.20ID:bfv0XDfQ
72連隊なら、野戦パートでも全滅してたろ
2020/09/12(土) 17:21:23.14ID:GQYUEmWq
>>274
に、2両の90式は残った…。(震え声)
2020/09/12(土) 18:10:08.10ID:DuB97h5f
スレチ、荒し行為だぞ
2020/09/12(土) 21:47:18.96ID:dk2TMn9F
>272/273/274
TF HAKUBA(陸自戦闘団)がいなければ米軍、SBCTは市街地に突入する前に側面から仮想敵大隊に攻撃され、市街戦に突入する前に潰走する危険がありました。
市街戦でも重装甲車両の槍機戦術が代表するように機甲戦力の重要性がここ10年くらいで最認識されています。
2020/09/13(日) 08:04:24.71ID:M0Loxp1Z
荒らしはゲーマーぽい?
2020/09/13(日) 09:08:52.11ID:l6lhigpu
戦車なくなって発狂気味なのか?
2020/09/13(日) 09:14:26.54ID:15jp+XhS
無人機投げつければ追い払えるかな
2020/09/13(日) 09:23:08.87ID:ozi43gMl
「レッドメタル作戦発動」を図書館で借りようとしてるんだけど、所蔵数1に対して予約が20件近くあって、なかなか順番が回ってきそうもない。
なんで、こんなに人気があるんだ?

買うしかないか。でも、図書購入予算を使いきってるからなあ…。
2020/09/13(日) 12:07:25.87ID:1gPVAPCi
20件なら半年以上か。
283名無し三等兵
垢版 |
2020/09/13(日) 17:04:55.47ID:OeERQtkm
他図書館から取り寄せしてもらうとかできないの。
2020/09/13(日) 17:14:13.02ID:ozi43gMl
>>283
政令都市なんだが、市立図書館十数ヶ所合わせて1点だけなんだわ。
2020/09/13(日) 19:36:47.55ID:1gPVAPCi
>>283
所蔵してる図書は、他館借受しないよ。
2020/09/13(日) 21:44:49.01ID:lbBjNfZW
浜松市民だが、いまだに政令市イコール地下鉄のイメージがある 堺岡山浜松新潟静岡熊本相模原は認めたくない
287名無し三等兵
垢版 |
2020/09/14(月) 02:47:13.74ID:MlhFhFxo
日本の戦時中の「非国民」とか呼ばれた人達が
何人くらいいて何をしてそう呼ばれて何をされたかみたいのをまとめてある本はないですか

はだしのゲンとかで個別の事案みたいのはまあまあイメージできるけど
どれくらい常態化していたかとか実際に非協力的で周りに迷惑かけてた人なんかもいたとか
酷い例ではこういうのもあったとか更に深く知りたいのです
2020/09/14(月) 06:46:53.17ID:Wsul9F5Z
>>287
「特高月報」には、そうした事例や思想犯のことを定期的に報告されているけどな。
国会図書館や都道府県立図書館レベルには置いていると思うが。
館外貸出禁だろうけど。
2020/09/14(月) 11:49:50.09ID:qi+2GDu/
>>270
どの本のこと云うとるんじゃ?
2020/09/14(月) 12:11:11.24ID:Xk3Cbynd
>267の記事の元本

二見龍『自衛隊は市街戦を戦えるか』(新潮新書)
2020/09/14(月) 15:02:45.79ID:WHEjBIpY
イラクに従軍した米軍パイロットの伝記を買いました。
伝記、特に外国人の物は初体験です。
こういった本の楽しみ方、読み方ってありますか?
2020/09/14(月) 19:01:01.92ID:IsPaY4wc
クリスマクナブのミニミ本こうた
まだ流し見しただけなんだけど
訓練中の写真がメイン 運用のしかたなんかは図版
あと戦地の部隊がつかってる写真なんかもあるにはある

1章たてて5.56ミリについても書かれてるので嬉しい
ちゃんと読もう(読みたい)(時間落ちてないかな)
2020/09/14(月) 20:36:03.95ID:s6Yqcvj2
>>290
戦死しても数時間で生き返るとか補給はあるものと想定するというのが、戦場の実態と乖離してると言ってるけど
短時間で濃密な訓練を行うのであれば当然なのでは?
失敗点すぐさま改善して忘れないうちに訓練に再登場させるのは良いことだと思うし、補給に関しては上級司令部の訓練対象でしょう
2020/09/14(月) 20:43:25.31ID:Xk3Cbynd
>293
NTCでは戦車連隊戦闘団の全部を持っていっていません。
つまり、実際にはあと数倍の戦力があるということ、
(軍事研究の記事だと、戦車は1個中隊しか実際には行っていない)
(しかし、演習では戦車連隊戦闘団の全力として数えられてた模様)

それを部隊交代や補充、再編成として、数時間で生き返りルールで再現するのは
まだ合理的な範疇でありえる話かと。
(もちろん訓練の反復性もありますが)
2020/09/14(月) 20:45:53.37ID:Xk3Cbynd
あの軍事研究のNTCの記事と、NHKの取材ドキュメンタリーは増補加筆して1冊の本にして貰いたいところ。
296名無し三等兵
垢版 |
2020/09/14(月) 22:10:51.96ID:LE60sgEc
>>291
伝記、自伝もだけど、こういう見方もあるのかと、醒めた目で読むことかな。
2020/09/14(月) 22:12:18.99ID:s6Yqcvj2
>>295
そういう本欲しいですね
それにプラス「パンツァー」みたいな演習写真集とか

>戦車は1個中隊しか実際には行っていない
これって予算的な意味合いもあるでしょうが、派遣された要員は後に富士学校の教官となって
中隊以上相当の人員をどんどん鍛えていくんでしょうね
298名無し三等兵
垢版 |
2020/09/14(月) 22:15:50.61ID:LE60sgEc
二見氏に批判的な意見、ここ以外でも多いみたいだけどあまり批判して改善のめを摘むのもどうかな?
2020/09/14(月) 22:22:04.78ID:vphVNu4b
>>296
kwsk
300名無し三等兵
垢版 |
2020/09/14(月) 23:12:14.22ID:LE60sgEc
296だけど、自伝や回想録は自分に都合の悪いことは書かないか、ぼかす。
伝記は著者が過剰に思い入れを込めて、悪く言えば盛り気味だったりアンチだったり。ようはバイアスがかかる。
なので、この著者の見方は。伝記では違う人が書くと評価が異なるのは良くある。
301名無し三等兵
垢版 |
2020/09/14(月) 23:13:58.75ID:LE60sgEc
なので、から見方は、まで無視して。ミスった。
2020/09/15(火) 00:01:32.50ID:u6g4SKnh
末端の人間に客観的意見と主観的意見を区別する能力も中立な評価能力もほぼないからな
組織や国益に反することを書く能力も同様
何せ兵士というのはそういう馬鹿になるよう教育されるからな
戦闘機パイロットみたいな馬鹿では勤まらない役職ならあるいはってレベル
将校も正しいことは言っても政治的に都合の悪いことは言わない
2020/09/18(金) 22:07:03.03ID:7p1k+aB0
最近ヤフオクに自衛隊関連の戦史系教本が時がたつほど多く出品されてる印象だけども
要因としては高齢コレクターか元自が身辺整理で手放したか、
おおっぴらに売ってもいいようになったのかよくわからぬ
304名無し三等兵
垢版 |
2020/09/19(土) 22:37:54.30ID:lZ9m4Hga
たとえばMI作戦なら、
例の駆逐艦「嵐」がウェーキ曳いて本隊に戻るのが
上空のSBD隊を導いてしまったことなどが反省的に
戦訓として書かれていて渋いけど、図版や写真が
一切ない青焼き複写紙綴りにガマンできるかどうか
305名無し三等兵
垢版 |
2020/09/20(日) 09:38:15.66ID:mBd2kyjj
いつまで真実から目を逸らし続ける思考停止のヴァカ日本人w

早く反論してみろ無能w

日中戦争は山本五十六ら海軍が謀略によって引き起こした戦争である

https://www.bookbang.jp/review/article/30202

日本海軍の知られざる実像
[レビュアー] 山村杳樹(ライター)

 一九三七(昭和十二)年八月九日、上海海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉が虹橋飛行場に車で突入、運転手共々、中国の保安隊によって射殺された。
この「大山事件」に乗じて海軍軍令部は十一日、宣戦布告に等しい要求を中国側につきつけ、十四日には大規模な渡洋爆撃を開始した。
近衛文麿内閣は「暴支膺懲」声明を発表し、支那事変に対する方針を不拡大から拡大へと一変。
当時の山本五十六海軍次官は、連日の渡洋爆撃を対米戦に向けての準備期間と捉え、海軍航空隊の充実、錬成に莫大な臨時軍事費を注ぎ込んだ。

本書はこの「大山事件」が現地海軍が仕組んだ謀略だったことを種々の資料や証言から論証し、事件を機に動き始めた日本海軍の「自滅のシナリオ」
の展開を跡づける。
更には、戦後、軍令部の参謀たちが偽証の口裏合わせをし東京裁判に臨み、「海軍は、陸軍に引きずられて太平洋戦争に突入した」という
「海軍善玉論」を意図的に創作、流布、宣伝したことに言及する。

著者は、日本海軍全体が「国の命運や国家利益さらには国防よりも組織的利益を優先させた強いセクショナリズム集団」であり
、膨大な戦時予算を獲得するために海軍の縄張りであった華中、華南で謀略を仕掛け、「自滅のシナリオ」を発動させたと結論づける。
実際、海軍は皇族で対米英強硬論者の伏見宮博恭を九年間(一九三二〜四一)にわたり軍令部長(在任中に軍令部総長に名称変更)に据え
、皇族の威光に隠れ横車を押す「知能犯」でもあった。
驚いたのは、昭和初期の海軍にあって、日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥が隠然たる影響力を持っていたという事実。
東郷元帥は対米英戦に懸念を示した当時(昭和七年)の谷口尚真軍令部長を「こっぴどく面罵」し軍令部長交代を実現させたという。

一次資料、公刊資料、証言などを精力的に博捜した本書には、日本海軍が辿った歴史を検証し、流布されている“海軍神話”を解体せんとする情熱が溢れている
306名無し三等兵
垢版 |
2020/09/21(月) 01:30:19.83ID:DxDGol3g
山本五十六の信者は
チンピラ、ゴロツキのような下品な連中です。

それもそのはずで、笹川、児玉という日本を支配した極道と結託した
利権目当ての汚いチンピラのような連中ですので
こいつらは山本五十六ら海軍と癒着して戦争で金儲けしていた連中です

しかし日本は国家ぐるみで、この極悪人の歴史観が
NHKなどでも繰り返し宣伝されています
そういう汚い連中にだまされてはいけない

笹川良一、児玉誉士夫 (山本五十六の盟友 ヤクザ社会の親玉)
岸信介、正力松太郎、野村吉三郎

こいつらがアメリカCIAの工作員でもあるが
アメリカから裏で莫大な資金援助を得て
自民党を創建し日本を支配した。
307名無し三等兵
垢版 |
2020/09/22(火) 02:06:43.00ID:tZguoJbN
いつまで真実から目を逸らし続ける思考停止のヴァカ日本人w

早く反論してみろ無能w

日中戦争は山本五十六ら海軍が謀略によって引き起こした戦争である

https://www.bookbang.jp/review/article/30202

日本海軍の知られざる実像
[レビュアー] 山村杳樹(ライター)

 一九三七(昭和十二)年八月九日、上海海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉が虹橋飛行場に車で突入、運転手共々、中国の保安隊によって射殺された。
この「大山事件」に乗じて海軍軍令部は十一日、宣戦布告に等しい要求を中国側につきつけ、十四日には大規模な渡洋爆撃を開始した。
近衛文麿内閣は「暴支膺懲」声明を発表し、支那事変に対する方針を不拡大から拡大へと一変。
当時の山本五十六海軍次官は、連日の渡洋爆撃を対米戦に向けての準備期間と捉え、海軍航空隊の充実、錬成に莫大な臨時軍事費を注ぎ込んだ。

本書はこの「大山事件」が現地海軍が仕組んだ謀略だったことを種々の資料や証言から論証し、事件を機に動き始めた日本海軍の「自滅のシナリオ」
の展開を跡づける。
更には、戦後、軍令部の参謀たちが偽証の口裏合わせをし東京裁判に臨み、「海軍は、陸軍に引きずられて太平洋戦争に突入した」という
「海軍善玉論」を意図的に創作、流布、宣伝したことに言及する。

著者は、日本海軍全体が「国の命運や国家利益さらには国防よりも組織的利益を優先させた強いセクショナリズム集団」であり
、膨大な戦時予算を獲得するために海軍の縄張りであった華中、華南で謀略を仕掛け、「自滅のシナリオ」を発動させたと結論づける。
実際、海軍は皇族で対米英強硬論者の伏見宮博恭を九年間(一九三二〜四一)にわたり軍令部長(在任中に軍令部総長に名称変更)に据え
、皇族の威光に隠れ横車を押す「知能犯」でもあった。
驚いたのは、昭和初期の海軍にあって、日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥が隠然たる影響力を持っていたという事実。
東郷元帥は対米英戦に懸念を示した当時(昭和七年)の谷口尚真軍令部長を「こっぴどく面罵」し軍令部長交代を実現させたという。

一次資料、公刊資料、証言などを精力的に博捜した本書には、日本海軍が辿った歴史を検証し、流布されている“海軍神話”を解体せんとする情熱が溢れている
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