トランプと軍 「前代未聞」対立
統参謀長、大統領に"決別宣言"

黒人暴行死事件の抗議デモの鎮圧をめぐってトランプ大統領と軍指導部の
対立が深まっている。

制服組トップのミリー米統合参謀本部議長は6月11日、
国防大学卒業式へのビデオメッセージで、デモを排除して大統領の写真撮影に同行した問題について
「私はその場にいるべきではなかった」と強く反省、最高司令官である大統領に事実上の“決別宣言”を突き付けた。

中略

議長は6月初め、ホワイトハウスの大統領執務室でデモ鎮圧に軍を派遣することに積極的なトランプ大統領に反対して激論を交わし、
写真撮影の数日後には、この問題で自分が怒っていることを大統領に伝えたという。

国防総省当局者らはエスパー国防長官とミリー議長が大統領に反旗を翻したことで解任されると懸念している。

だが、大統領選挙が5カ月弱に迫る中、軍とのごたごたは再選にマイナスとの意見もあり、
トランプ氏が解任を思いとどまる可能性も強い。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19903

米軍がトランプ大統領から離反した模様