国内開発かFMSかという二者択一が防衛産業の仕事を奪っている

例えばこのスレで出てくるT-4を無理矢理維しろという主張は実際には防衛産業の仕事を奪う
T-4後継機を無理矢理維持しても防衛産業の生産は大して増加しない
むしろT-4が限界を迎えるところで外国製機であろうとライセンス生産をした方が確実に国内の防衛産業の仕事は増える
航空機の開発能力を維持することと産業全体を維持するのは必ずしも一致しない
古いT-4を無理矢理維持することが国内防衛産業の仕事を奪ってしまう笑えない話になってしまう

防衛産業全体を維持するのには偏狭なナショナリズムは害悪で
現実的に国内防衛産業に絶え間ない仕事を与える政策の方が役立つことになる
限られた開発費をあらゆるものに振り向けるのは総花的事業の弊害が起こりやすくなる
開発リソースをあまり重要ではない案件に振り向けるのはかえって防衛産業の衰退を招くだけ
重要案件は十分な開発費をかけて一流のものを開発し重要ではないものはライセンス生産にとどめる方が防衛産業全体にプラスとなる
既に技術開発という役割を終えた練習機開発は既に重要案件ではなく開発リソースを割く案件ではない
だからこそ比較的早くT-7Aをライセンス生産する必要がある