>>184の続き

空母戦において、敵兵力を正確に把握することの難しさは、
先に紹介した6月7日の戦闘にも表れています。

この日、米空母部隊は避退する日本重巡(最上と三隈)に対して
三度の攻撃隊を出し、三隈を沈めました。

すでに戦闘は3日目となり、日本艦隊がミッドウェー島攻略を断念して
撤退を始めたことは明らかであり、その勝利の確信は、
スプルーアンス少将が、攻撃隊の護衛に戦闘機を付けたことからも
分かります。