南雲忠一中将を再評価するスレ(機)

レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
2020/06/17(水) 23:59:55.20ID:fdkkK6U5
南雲長官はもっと評価されるべき(39代目)

前スレ
[38代]南雲忠一中将を再評価するスレ(散)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/
>>107〜 通常爆弾の威力の章、>>487〜 米空母の夜間行動考察の章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

支隊スレは、お亡くなりに・・・靖国で会おう!
2020/12/23(水) 21:02:57.33ID:/ycYh8Vg
>>821の続き
もしMO機動部隊指揮官が南雲長官(ないしは同司令部)で、かつ当該情報を入手できたならば、
かなりの確率でツラギ空襲に現れたヨークタウンは“逆に待ち伏せ”されていたと私は判断します。
(その代わり、事後にレキシントンから側撃を突かれる可能性もありますが)

何故なら、数スレ前で紹介した『南雲機動部隊、蘭印南方海域“幻の敵空母”捜索撃滅作戦』とほぼ同じシチュエーションですので。


『5月2日(午後)』に何があったかは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』にちゃん記述がありますが、
戦史編纂官は深く考察せず軽く流していますね。
823GF長官
垢版 |
2020/12/24(木) 21:06:07.20ID:IeBbIrpg
>>820 乙乙っす
エドソールは砲撃が外れまくったので、しびれを切らして艦爆隊が出て行ったんだっけ。

>>821
そういえばありましたね。→(末)スレ>>77
>「日本側が敵空母の存在を察知できる可能性があるのは、最速で『5月2日(午後)』。」
当時も探してみたけど、分からなかった記憶が・・・

>>822
こちらは(阿)スレ>>672-
友軍潜水艦が飛行機の制圧を受けたところから、敵空母が付近に所在する
と判断し、警戒を強めたという話ですね。

つまり珊瑚海でも、友軍部隊がどこかで攻撃を受けたということかな。
824GF長官
垢版 |
2020/12/24(木) 21:40:04.89ID:IeBbIrpg
>>819の続き

珊瑚海へ向かって急速南下する旗艦瑞鶴の艦橋で、
原少将の頭の中は、敵空母のことでいっぱいだったでしょう。

そしてこう考えていたに違いない。
「またしても、米空母にしてやられたか・・・」

この”またしても”というところが大事です。
825GF長官
垢版 |
2020/12/24(木) 21:41:13.10ID:IeBbIrpg
>>824の続き

これまで、米空母はヒットアンドアウェイと言われる、
日本軍基地に対する奇襲を繰り返してきました。

2月1日 マーシャル諸島(エンタープライズ、ヨークタウン)

2月20日 ラバウル(レキシントン)
       →日本側の哨戒機に発見されたため中止

2月24日 ウエーク島(エンタープライズ)
826GF長官
垢版 |
2020/12/24(木) 21:41:54.68ID:IeBbIrpg
>>825の続き

3月4日 南鳥島(エンタープライズ)

3月10日 ラエ・サラモア(レキシントン、ヨークタウン)

4月18日 帝都空襲(エンタープライズ、ホーネット)

すべて一撃離脱でした。
2020/12/24(木) 23:02:44.46ID:8CP0srca
>>823
発1AF司令部
宛 3戦隊 8戦隊司令部
無駄ダマ撃ツナ!無駄ダマ撃ツナ!
2020/12/25(金) 21:04:21.95ID:mgjXcEaw
>>820
エドソールの件は遠距離で全速回避する敵艦にはそうそう当たらなくて当然なのか、日本海軍の砲戦技量に問題があるのかどちらなんだろうね?
829GF長官
垢版 |
2020/12/25(金) 22:13:13.95ID:EPHnh3oW
>>827
利根の黛艦長は、ハワイ作戦をやった山本長官を批判し、従来の漸減邀撃作戦でも
日本海軍の3倍の命中率で勝てたと主張していますが、

スラバヤとか、アッツ島沖とか、サマール沖とか・・・
3倍ってなんだっけ、赤く塗ることかな?

>>828
確かに単艦で煙幕展張しながら回避に専念されると、どうなんだろう。
直前の水柱に向かって舵を切れ!
830GF長官
垢版 |
2020/12/25(金) 23:07:34.42ID:EPHnh3oW
>>826の続き

五航戦に関係することで言えば、直前に参加していた4月の
印度洋機動作戦においても、
本来なら3月21日スターリング湾出撃の予定だったところ、
5日遅れて26日になりました。

その原因が、五航戦の遅参です。
831GF長官
垢版 |
2020/12/25(金) 23:09:21.38ID:EPHnh3oW
>>830の続き

3月4日の南鳥島空襲(>>826)を受けて、GFは米空母による
帝都空襲を警戒して、五航戦を警戒にあたらせていた。

その後敵情を得なかったため、3月8日内地を出発、スターリング湾へ。

ところが、10日にウエーク島付近で敵空母らしき電波を傍受したとの
情報が入ったため、急遽、五航戦を呼び戻した。
続報が得られず、この無線方位測定は誤認であった公算が大きくなり、
17日になって、再び横須賀を出て、南方へ向かった。

結局、スターリング湾に到着したのは24日、
印度洋機動作戦の発動は、26日にずれこんでしまったのです。
832GF長官
垢版 |
2020/12/25(金) 23:15:14.05ID:EPHnh3oW
>>831の続き

これらの経緯をふまえると、原少将の
「米空母にしてやられた」>>824
の”してやられた”とは、「今回も逃がしてしまった」を意味する。

なにしろ、一連のヒットアンドアウェイで、
未然に防げたのは、2月20日のラバウル空襲のみ→>>825
それですら、邀撃に向かった陸攻隊が壊滅している。

残りは、全部逃げられてしまっている。
833GF長官
垢版 |
2020/12/25(金) 23:15:54.90ID:EPHnh3oW
>>832の続き

すなわち急速南下しつつも、心の中では「再び会敵することはない」
と諦めていたのかもしれません。

米空母がそのまま珊瑚海にとどまり、我が攻略作戦阻止に立ちはだかる
など、全くの想定外というわけですね。
2020/12/26(土) 01:22:19.34ID:quwBV8rv
米空母がヒットアンドアウェイで機動空襲にきたのか、こちらの攻略作戦を阻止すべく迎撃に来たとみるのかでは話が全然違うよね。
敵空母は引き上げた可能性はあるけどこちらが攻略作戦をやっている以上今までに増して警戒する必要あるな。
2020/12/26(土) 01:28:35.01ID:quwBV8rv
ツラギが敵艦載機の攻撃を受けたときにヨークタウンはガダルカナル島の南にいたわけだが、空襲された方は索敵機を出せなくても引き上げる敵機を見て来襲方向って分かるものだろうか?
だって攻撃側も母艦から最短距離で飛んだら方向を見破られるから攻撃目標の近くで大きく回り込んで東から飛んできたとフェイントをかけるぐらいやることもあるだろうし。
2020/12/26(土) 07:58:47.67ID:mm39x7uO
>>828
遠距離で全速回避する敵艦でも当てられて当然と思うミリオタの方に問題がある
2020/12/26(土) 13:32:15.34ID:Qex4aXxR
夜間とは言え初月と野分を沈めるのに米艦隊が消費した砲弾
を思えば逃げ回る駆逐艦相手ではこんなものでしょ?
因みに野分を沈んだ時はハルゼーが指揮した唯一の水上砲戦
だったりするがハルゼーは沈めたのは駆逐艦と知らされると
「そんなはずはない!わしが沈めたのだぞ?少なくともアタゴ
クラスにちがいない!」と言い張ったという。
838GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 20:40:00.33ID:JX8XtEnF
>>834
そこが考察の要点になるところかと。
我々は史実を知っているので正解が分かりますが、前線の指揮官は
玉石混交の敵情の中から、本物を見つけないといけないですからね。

>>836
そんなミリオタいるのかなぁ

>>837
気持ちはよく分かる。>そんなはずはない!
839GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 20:41:15.59ID:JX8XtEnF
>>835
ツラギを奇襲した米空母機については、
「ツラギ在泊部隊は、突如北方から侵入してきた敵艦載機に襲われた」p231

大きく迂回して北側から入って来たようですね。
普通に考えれば、南方からの公算大ですが、2月20日のニューギニア沖海戦>>825
では、レキシントンはラバウルの東方350浬で発見されているので、北方からの
可能性がないわけでもない。

>>811で紹介した瑞鶴の索敵機の方位は記載されていませんが、
戦史叢書の付図第二(部隊行動図)には、南東に派出されたとあります。

その他、ツラギ攻略を支援した後、攻略部隊護衛に戻ろうとしていた
空母祥鳳もツラギ南西方面に索敵機を出そうとした(天候悪化により中止)
ので、日本側も、米空母はツラギ南方海面と正しく判断していたようです。
840GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 21:23:13.91ID:JX8XtEnF
>>833の続き

幸いというべきか、三波の空襲を受けたツラギの被害は軽微でした。

沈没は駆逐艦菊月1隻、掃海艇2、輸送船1
旗艦の敷設艦沖島以下は、攻撃されたものの避退に成功している。

特に、当時ツラギに配備されていた大艇3機は、敵機来襲前に
哨戒飛行に出ていたために被害はなく、

この日の午後、ラバウルから到着した4機と合わせて、
翌朝からも予定通りの哨戒を実施できたことです。
841GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 21:24:05.65ID:JX8XtEnF
>>840の続き

フレッチャー少将の方は「きわめて愉快である!」と
大戦果を報告したばかりか、>>626

重巡2隻をサボ島に派遣して、”残敵掃討”までするつもりだったようですが、
(後に中止した)

やらなくてよかったですねぇ・・・台湾沖航空戦のようだ。
842GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 21:25:18.83ID:JX8XtEnF
>>841の続き

以上を総合すると、5月4日の日没時点で、
MO機動部隊は、ツラギ北方200浬を南下中であり、

@米空母1隻〜2隻が珊瑚海に所在するのは確実
AMO機動部隊は翌5日に珊瑚海へ進出予定だが、
 米空母が一撃離脱のつもりなら、捕捉できる可能性は無し。
Bあるいは日本側のポートモレスビー攻略作戦をすでに察知しており、
 再度奇襲を仕掛けてくる可能性は十分に考えられる。
Cアメリカ側は、MO機動部隊の所在を把握していないだろう。
843GF長官
垢版 |
2020/12/26(土) 21:25:58.55ID:JX8XtEnF
>>842の続き

どうでしょう?
それほど悲観すべき状況でもないですよね。

原少将としては、
「敵さん、調子にのってもう一度出て来たら、その時は必ず捕捉して
ギッタンギッタンにしてやるぜ」
と手ぐすねを引いて待っていたのかもしれません。
2020/12/26(土) 22:53:45.47ID:Qex4aXxR
>>843
バルス「ギッタンギッタンなんて今日日聞かないセリフだなあ」
2020/12/26(土) 22:57:14.90ID:quwBV8rv
>>839
あらら。ヨークタウン機は大きく迂回して北側から攻撃かけてたのか。それでも敵の目はごまかせなかった。米空母は南にいると。
846GF長官
垢版 |
2020/12/27(日) 10:37:02.67ID:LDBmxt7f
>>844
まぁ、80年前には流行っていたのでせう。

>>845
ただ当時はガダルカナル島の南方に、気象前線が停滞していたようなので、
単にそれを迂回しただけかもしれません。
847名無し三等兵
垢版 |
2020/12/27(日) 17:53:33.00ID:n2iJCGW+
万が一、珊瑚海で米空母2隻撃沈又は使用不能に追いこんでも
上陸作戦の支援ができるほどの戦力が残っていたとは思えない
当時のポートモレスビーの米陸軍航空隊が稼働機約40機程度だったらいしいが
後のガ島の状況から推測すると、空母の支援なき上陸作戦は失敗
例によって人員だけ上陸し重火器、食料なしのパターンもあり得る
守備についている豪軍は精鋭かつ屈強で戦術にたけるから全滅だろう
848名無し三等兵
垢版 |
2020/12/27(日) 18:11:05.58ID:N6bYQgI/
南雲長官はもっと評価されるべき(39代目)
2020/12/28(月) 11:54:09.33ID:S1uivwVM
>>847
ヨークタウン撃沈は誤認だったが結果論でも史実でも米空母無力化には成功している。
ヨークタウンは命中こそ一発だったが至近弾で燃料タンクを破損して重油が漏れ出し、サモアの港に戻ったときには燃料ゼロになってた。
つまり飛行機の数ならまだ勝負できそうだが空母戦が無理だから撤退したわけで。
850GF長官
垢版 |
2020/12/28(月) 20:18:03.76ID:tm3ivJ0k
>>847
豪州陸軍って、そんなに精強なの?
そもそも実戦経験ってあったんでしたっけ

>>848
今年もお世話になりました。
来年こそ、自由にキャバクラに行ける世の中になりますように!

>>849
そうですね。
米空母が撤退したと聞いたときのポートモレスビー守備兵力の
士気の低下は想像するだけでも気の毒ですね。
851GF長官
垢版 |
2020/12/28(月) 20:37:18.01ID:tm3ivJ0k
>>843の続き

それと比較すると、フレッチャー少将の行動は
やはり軽率だったというのが、本職の評価です。

日本側最大の関心事であった、米空母の所在について
自ら手の内を明かしてまで敵を利する必要はなかったかと。

乗員の士気は高揚できたんでしょうけど。
852GF長官
垢版 |
2020/12/28(月) 20:40:09.59ID:tm3ivJ0k
>>851の続き

かくして、洋上での本格的な戦闘が始まった5月4日が終わった。
そして5日へと移っていくのですが、
>>842の通り、日本側の行動方針は極めて明快です。

前日の4日、当初計画の通り、ラバウルから上陸部隊、
すなわちポートモスレビー攻略部隊が出撃している。
853GF長官
垢版 |
2020/12/28(月) 20:41:03.82ID:tm3ivJ0k
>>852の続き

これはツラギが米空母機に空襲している最中のことですから、
南洋部隊指揮官の井上長官は、ツラギ被空襲により、
MO作戦を延期もしくは中止する気は、さらさらなかったとの
ことですね。

その理由について、

「敵機動部隊は我がMO機動部隊の進出によって、避退するか、
または捕捉撃滅されるのかのいずれかであり、計画の変更を
認めないと判断したためである」        (公刊戦史)p238
854GF長官
垢版 |
2020/12/28(月) 20:42:11.96ID:tm3ivJ0k
>>853の続き

なんという自信!
どうでしょう?ミッドウエーなら慢心やら、勝利病やら
色々叩かれるところでしょうけど、

当時の南雲機動部隊に対する信頼というか、
彼らの”立ち位置”が想像できますよね。

まさに泣く子も黙る、ナグモタスクフォース
一たび姿を現せば、敵は尻尾をまいて逃げ出すであろう!
2020/12/28(月) 22:29:58.65ID:VVyynOzc
そりゃあ軍隊は基本的に戦力同等なら勝利を求められるというか勝てって考えが普通だから
そう書くとなんか変に誤解されそうだけど、投入戦力の考え方としては基本それ
同等でなく戦力優位ならもう言わずもがな

エンプラ、ホーネの第16任務部隊を後発で出しているとはいえ、
見積もり敵空母2隻なのに、レキシンとヨークタの空母2隻出しているのは同等なら勝てるやん(無論、引き分けではなく勝て)という理屈
アメリカ軍特有の考えじゃなく、日本軍もそういう理屈
856名無し三等兵
垢版 |
2020/12/29(火) 10:29:03.97ID:WFGApPyK
そういえば、
今年のエメリッヒMIDWAYでは、
珊瑚海上で傾いて今にも沈みそうなヨークタウンの側までエンタープライズとホーネットが駆けつけて、艦橋でハルゼーが「くそっ!間に合わなかったか…」ってシーンがあるんだが、
史実には、艦が並ばないまでも、
珊瑚海にエンタやホーネが救援に行く話はあったの?
857名無し三等兵
垢版 |
2020/12/29(火) 10:32:45.42ID:WFGApPyK
>>856
あ、すまん。855に後発で出したって書いてあった…

で、ヨークタウンのとこまで一応行ったのは史実通り?
2020/12/29(火) 13:42:43.77ID:ZxC0UxW0
>>857
ヒント
ノンフィクション作品は史実を題材にしたフィクション作品

>で、ヨークタウンのとこまで一応行ったのは史実通り?
で、ヨークタウンの(居る珊瑚海あたりの)とこまで一応行ったのは史実通り
859GF長官
垢版 |
2020/12/30(水) 03:12:25.70ID:RXJKGImt
>>855
そうなんですけど、ミッドウエーではそうなってないですよね。

>>856
史実では途中で引き返してますけど、珊瑚海へは向かってましたよ。

>>857-858
ヨークタウンと合同はしてませんよ。
860GF長官
垢版 |
2020/12/30(水) 03:25:03.75ID:RXJKGImt
>>854の続き

四艦隊としても、

「敵の奇襲を許してしまったけれども、どうせ一撃離脱だから
攻略作戦に支障はないし、

仮に米空母が珊瑚海に残ったところで、我が機動部隊が
進出すれば鎧袖一触!」

こんな感じだったのかな。
861GF長官
垢版 |
2020/12/30(水) 03:28:09.11ID:RXJKGImt
>>860の続き

その期待を一身に浴びたMO機動部隊にしても、

「おそらく米空母は、一撃離脱でもう出て来ないだろうけど、
もし残るつもりなら、5日以降に友軍の哨戒に引っかかるはず。
むしろそっちの方が好都合」

ツラギ被空襲によって、米空母の存在が明らかになったおかげで、
行動方針が明確に立てられるようになった。
862GF長官
垢版 |
2020/12/30(水) 03:28:51.43ID:RXJKGImt
>>861の続き

横浜空の大艇による日施哨戒は、ラバウル、ショートランド、ツラギから
ほぼ珊瑚海全域をカバーしているので、米空母が攻略阻止のために
北上してくれば、間違いなく捕捉できるでしょう。

とはいえ珊瑚海へ進出するには、あと一日必要ですから、
索敵結果を待ちながら、粛々と南下するのみですね。
863GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 00:10:31.20ID:+2T+xtYw
>>862の続き

MO機動部隊は、5日、自身でも索敵を実施している。

瑞鶴飛行機隊戦闘行動調書(1)
アジ歴【レファレンスコード】C08051577600
31/50頁

両空母6機ずつの計12機(九七艦攻)
0400時(黎明)発進、進出距離300浬
※翔鶴の行動調書には記録無し
864GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 00:11:24.04ID:+2T+xtYw
>>863の続き

戦史叢書の付図第二行動図によれば、
ツラギ東方海面から南方〜南東方面にかけて飛ばしています。

もう一日早ければ、ガダルカナル島南方のヨークタウンを確実に
捕捉できたはずですが、すでに南下して圏外に出た後でした。

そのため全機、敵を見ずに帰投しています。
865GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 00:17:40.03ID:+2T+xtYw
>>864の続き

結局この日、敵艦隊を見つけることはできませんでした。
では今回のツラギ奇襲はやはり、”いつもの通り”の一撃離脱だったのか。

否、米空母はMO攻略作戦阻止のために、珊瑚海へ進出して来たのです。
どうして、そんなことが言えるのか。

「真実はいつもひとつ!」
866GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 21:43:04.57ID:+2T+xtYw
>>865の続き

そのヒントは、基地航空隊の九七大艇が与えてくれました。

5月5日、ショートランドから3機、ツラギから6機の大艇が
哨戒に飛び立っていますが、ショートランド発の1機だけが
未帰還となったのです。
867GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 21:43:59.94ID:+2T+xtYw
>>866の続き

横浜空飛行機隊戦闘行動調書(2)
アジ歴レファレンスコード【C08051608900】
18/55頁

上記によると、0130時に3機が発進していますが、
D4哨区を担当した浦田清之助大尉機長の1機が
戻って来なかった。
868GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 21:45:35.02ID:+2T+xtYw
>>867の続き

当時の哨戒区については、公刊戦史にあります。
戦史叢書(49)南東方面海軍作戦(1)
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=049
120頁

挿図第13 第五空襲部隊哨戒区分にある通り、
ラバウルとツラギの中間地点にあるのがショートランドで、

そこから南方に向けて、@〜Cの区分けがされており、
D4哨区はその最も東側、ショートランドから見ると南東方位、
ちょうどレンネル島の南方海面を担当していたことが分かります。
869GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 21:46:31.69ID:+2T+xtYw
>>868の続き

その浦田機が未帰還となったのですが、行動調書では
「前後の事情より判断するに、敵機動部隊と突然遭遇交戦後、
壮烈なる自爆をなせるものと認めらる」

もし故障や事故による未帰還なら、無電による救助要請が発信される
はずですから、音沙汰がないということは、敵に撃墜されたと考えるのが
妥当との判断ですね。
870GF長官
垢版 |
2020/12/31(木) 21:56:08.39ID:+2T+xtYw
今年も残り2時間余りとなりました。
変わらぬご愛顧に感謝すると共に、スレ納めとさせていただきます。

先の見えない世の中とは言われますが、
まさか自由にキャバクラに行けない時代が来るとは・・・

来年は普通に居酒屋で飲み会がしたい。
というわけで休み中は酒に溺れたいと思います。

よいお年を〜ノシ
871GF長官
垢版 |
2021/01/04(月) 21:18:25.78ID:/YVy0xtg
迎春

旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

うちの会社は明日まで休みですが、その後2日間在宅勤務なので、
今週は金曜日しか出社しません。
たぶん今週末まで正月気分・・・
872GF長官
垢版 |
2021/01/04(月) 21:19:42.58ID:/YVy0xtg
>>871の続き

新年早々、緊急事態宣言発令模様ですが、4月の時のように
みんな律儀に守らないでしょうね。
ワクチンが普及するまでは、一人一人が少しずつ辛抱するしかないかと。

過去スレを見直しましたが、昨年始はゴーン逃亡事件とかあったのか。
10年も昔の話のようだ。

1940年の東京大会のように、2020年の東京五輪も延期になるとは
まさかまさかでしたねぇ
873GF長官
垢版 |
2021/01/04(月) 21:21:00.81ID:/YVy0xtg
>>872の続き

本編は明日から再開として、今年の目標は珊瑚海海戦編完結ですね。

戦闘経過は一度過去スレで終えているので、
・両軍指揮官の作戦指導考察と
・レキシントン沈没を通して、ダメコン検証
に重点を置こうと思っています。

今年も、天祐ヲ確信シ全軍突撃セヨ
2021/01/05(火) 14:10:13.18ID:I3B3JJNF
珊瑚は5航の現場だから
南雲麾下ではないけど
スレタイ的には問題ないのかな
875GF長官
垢版 |
2021/01/05(火) 21:26:46.30ID:0uW07IgL
>>874
今年も御愛顧のほどを。

>>226の通りですが、
ミッドウエー海戦というのは特殊すぎる戦闘なので、
これを標準に考えると本質を見誤る、というのが趣旨になります。

例えば、七線一段索敵は「索敵軽視」だと批判されますが、
珊瑚海二日目も七線一段索敵で全く同じ、しかも原少将自身が
「攻撃兵力を確保するために索敵機の数を減らした」と明言しています。

なのに南雲長官だけが叩かれるのは”不公平”ですよね。
876GF長官
垢版 |
2021/01/05(火) 21:43:01.45ID:0uW07IgL
>>869の続き

さて、珊瑚海に戻ります。

ツラギ被空襲の翌日、5月5日に、ショートランド発の大艇1機が
未帰還となりました。

横浜空は、これを「米空母に撃墜された」と判断しました。
877GF長官
垢版 |
2021/01/05(火) 21:45:08.24ID:0uW07IgL
>>876の続き

戦闘行動調書(>>867)によると

「1030時、予想位置ショートランドノ155度400浬附近」
と予測位置まで、明確に記されています。

実際浦田機は、敵発見の打電をしないまま撃墜されていますから、
手掛かりは無いはずですが、どうしてここまで分かってしまうのでしょう。

これは・・・名探偵の出番だ!
878GF長官
垢版 |
2021/01/05(火) 21:47:24.62ID:0uW07IgL
>>877の続き

まず撃墜時刻ですが、日施哨戒の場合、1時間ごと(たぶん)に定時報告を
入れます。通常ならば「異常無し」と打電するだけ。

浦田機は当日0130時に発進して、0230時、0330時・・・と定時報告を
入れていたが、0930時の打電を最後に消息を絶った。

ここから、撃墜位置は0930〜1030の時間帯の飛行区域と予想できる。
879GF長官
垢版 |
2021/01/06(水) 21:49:22.67ID:ZaPMiJz0
>>878の続き

次に、ショートランド発の哨戒経路ですが、

公刊戦史の付図第三によると、ツラギ発の大艇進出距離が650浬に
なっているので、それと同じとし、側程の記載はありませんが60浬とします。

根拠は航空偵察での視程がだいたい30浬(55km)なので、
これより側程を大きくすると、往路と復路でどちらからも漏れてしまう
”穴”が出来てしまうから。
880GF長官
垢版 |
2021/01/06(水) 21:51:29.01ID:ZaPMiJz0
>>879の続き

九七大艇の巡航速度は、wikiによると216km/hとあるので、
110ノット(204km/h)と設定。

所要時間は、往路650浬で6時間、側程60浬で30分、復路で6時間
計12時間半の行程。

行動調書によると、ショートランド基地を0130時発となっているので、
索敵線先端に到達するのが、0730頃
側程を経て復路に入るのが、0800頃
881GF長官
垢版 |
2021/01/06(水) 21:52:25.24ID:ZaPMiJz0
>>880の続き

最後の定時報告(0930時)の位置が、ショートランドから485浬、
次の定時報告(1030時)の位置が、同375浬

復路の方位がショートランドの155度方向とするならば、
>「1030時、予想位置ショートランドノ155度400浬附近」>>877
となるわけですね。

浦田機は、一文も打電していませんが、これだけのことが分かってしまう。
まさに推理小説で言うところの、ダイイング・メッセージ

謎はすべて解けた!
882GF長官
垢版 |
2021/01/07(木) 20:12:53.91ID:Ce5dkSxJ
>>881の続き

では、答え合わせといきましょう。
過去スレでも紹介しました、英語版wikiによると、

At 08:16 on 5 May, TF 17 rendezvoused with TF 11 and TF 44
at a predetermined point 320 nmi south of Guadalcanal (15°S 160°E).
At about the same time, four Grumman F4F Wildcat fighters from Yorktown
intercepted a Kawanishi H6K reconnaissance flying boat from the Yokohama
Air Group of the 25th Air Flotilla based at the Shortland Islands
and shot it down 11 nmi from TF 11.
883GF長官
垢版 |
2021/01/07(木) 20:13:32.72ID:Ce5dkSxJ
>>882の続き

「5月5日0816時、第17任務部隊(ヨークタウン)は、第11任務部隊(レキシントン)、
及び第44任務部隊(豪クレース少将の重巡部隊)と合同した。
位置は、ガダルカナル島の南方320浬(南緯15度・東経160度)

ほぼ同時刻に、ヨークタウンから発艦したF4Fが、ショートランドを発進した
日本軍(第二十五航空戦隊)の川西九七大艇を邀撃した。
撃墜地点は、第11任務部隊から11浬離れたところだった」
884GF長官
垢版 |
2021/01/07(木) 20:14:59.52ID:Ce5dkSxJ
>>883の続き

0816時とは現地時間なので、日本時間では1016時
行動調書の推測とおりでしたね。
>ここから、撃墜位置は0930〜1030の時間帯の飛行区域と予想できる。>>878

次に、撃墜位置の「南緯15度・東経160度」は、
レンネル島の南方50浬付近で、
ショートランドの方位140度・400浬

こちらもほぼ正解と言えます。>>877
2021/01/08(金) 14:58:43.58ID:0kgOeYly
索敵に飛び立つ前に飛行計画書を出すだろうから、定時連絡がなかった時点で敵機動部隊に撃墜されたと判断できるよね。

ミッドの米側でもそうだが基地機の索敵情報を味方機動部隊に連絡するのはモールス符号を暗号に組んで電信で、になるのだろうか?
886GF長官
垢版 |
2021/01/08(金) 22:44:03.26ID:D+Ln6wzT
>>885
日本海軍は暗号厳守ですが、米海軍は結構あまあま
ミッドウエーのPBY発見電も基地経由で空母部隊に平文で転電されています。
887GF長官
垢版 |
2021/01/08(金) 23:07:27.08ID:D+Ln6wzT
>>884の続き

アメリカ側の記録によると、ヨークタウンのレーダーが日本機を捕捉し、
マコーマック大尉以下、F4Fが4機邀撃に向かった。

「我々はヨークタウンの方位275度25浬の地点で敵を発見した。
敵は高度600〜700フィート(182〜213メートル)
双尾翼の四発機、赤い日の丸が確認できた。

目標は照準の修正を必要としないほど、ゆっくりと飛んでいた。
一連射で左側エンジンから火を噴き、撃墜するまで30秒とかからなかった」
                         (『暁の珊瑚海』森史朗/著)p89
888GF長官
垢版 |
2021/01/08(金) 23:09:25.67ID:D+Ln6wzT
>>887の続き

これを信じるならば、浦田機は米空母を発見したけど打電する間もなく
撃墜されたわけではなく、通常の哨戒飛行中にやられたようです。

ただ、ヨークタウンから25浬、レキシントンから11浬(>>883)ならば
確実に視認できる距離で、しかも、大艇は9人乗りなので見落とす
ことも考えにくい。

となると天候が悪かったか、雲が厚かったのかもしれません。
詳細は不明ですが、浦田機は一命をもって敵空母の所在を明らかにし、
任務を果たしたということでしょう。
889GF長官
垢版 |
2021/01/08(金) 23:10:20.33ID:D+Ln6wzT
>>888の続き

さて、この時、ヨークタウンは何をしていたのかと言うと、
ツラギ空襲に参加できなかったレキシントンと合同し、補給を開始した
わけですが、ちょっと待って欲しい・・・

>位置は、ガダルカナル島の南方320浬(南緯15度・東経160度)>>883

・・・え、大丈夫?
890GF長官
垢版 |
2021/01/09(土) 20:10:07.62ID:lcycPqOm
>>889の続き

前日、ヨークタウンはガダルカナル島の南方100浬付近で
ツラギ攻撃隊を出し、日本時間14時頃に攻撃を終了して
南方に避退した。

それから5日10時まで約20時間、
艦隊速力を24ノットだとすると、480浬移動できる計算です。
891GF長官
垢版 |
2021/01/09(土) 20:12:02.87ID:lcycPqOm
>>890の続き

ちなみに24ノットというのは、ミッドウエー作戦において
南雲機動部隊が敵哨戒圏に入った4日から、攻撃隊発進地点までの
移動速度です。

通常は経済速力である14ノット程度で航行しますが、
敵勢力圏では、燃費を無視して戦闘速力に上げないといけない。

24ノットならば、ガダルカナル島の南方600浬付近になり、
ショートランドからの大艇哨戒圏外に離脱が可能ですね。
892GF長官
垢版 |
2021/01/09(土) 20:13:51.36ID:lcycPqOm
>>891の続き

ところが、実際はその半分の200浬程度しか南下していなかった。
>ガダルカナル島の南方320浬

このような奇襲攻撃を行う場合、敵の追撃から逃れるために
全速で離脱しそうなものですが・・・

ひとつには、ガダルカナル島の南方にはレンネル島があり、
まっすぐ南下はできず、南東方向へ迂回しないといけないので、
その分、移動距離が長くなることが考えられる。

また駆逐艦の燃料残量が厳しくて、速力を落とさざるを得なかったのかも。
893GF長官
垢版 |
2021/01/09(土) 20:15:04.97ID:lcycPqOm
>>892の続き

ただ注目すべきは、この位置は作戦の成り行き上、そうなってしまった
のではなく、当初からフレッチャー少将がレキシントンに対して、
ここに来るように指示した位置なのです。>>518

すなわち、米空母は最初から敵哨戒圏であることを承知の上で、
そこで合同、補給しようと思っていた。

これは空母の運用方法として、適切と言えるのでしょうか。
2021/01/10(日) 02:36:58.67ID:tW1ylzoR
なら何故そうしたのかという疑問が生まれるけどなあ
素直に考えれば米海軍はあの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれないってなりそうだけど

そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
日本海軍における空母の運用方法のことなのか
米海軍における空母の運用方法なのか
それとも、万国共通の空母とはこういう風に運用するものだとの虎の巻、みたいなもんでもあるんかね
895GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:27:41.83ID:sJE/ehgA
>>894
今年もよろしくお願いしますね。
>そもそもの疑問なんだけど、空母の運用方法ってなんだろうね
これは運用云々以前の問題で、洋上補給という最も無防備な状態を
敵哨戒圏内で始めようとするなんて、何考えてんの?

前日のツラギ奇襲で、日本軍の注意を引きつけておきながら、
ガダルカナル島南方海面の索敵強化が予想されるのに・・・ですよ。

どんだけ無理ゲーというか、ドM体質ですか、フレッチャーさん?
896GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:30:03.27ID:sJE/ehgA
>>895の続き

閑話休題

5日の米空母についての考察は、「合同」と「補給」とを分けるべき、
と考えています。

ツラギ奇襲は当初計画にない突発的な行動だったため、万一
敵の反撃を受けてヨークタウンが損傷した場合、すぐに僚艦の
救援を仰げるように、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
レキシントンとの合同地点を北側に寄せた、

と考えれば、十分に合理的な判断ですよね。
897GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:30:52.11ID:sJE/ehgA
>>896の続き

幸いにも奇襲は成功したので、何事もなく合同に成功した。
ならば、さっさと南下離脱して圏外に出てから補給を始めれば
良かったのに、それすらしていないからドM(ry

となると、何かそう出来ない事情があったわけで、
>あの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれない
2021/01/10(日) 17:32:01.23ID:UDUIaKEx
>>894
当時、空母機動部隊の運用なんて日米ともに確立していない。
どちらも手探り状態なのでは?
899GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:32:43.34ID:sJE/ehgA
>>897の続き

例えば、駆逐艦の燃料残量がそれを許さなかったとか、
前日(4日)に日本軍輸送船団がラバウルを出撃した情報を入手しており、
一両日中にルイジアード諸島(>>230)を通過して珊瑚海に進出すると予想される。

敵船団が狭いジョマード水道を通過する時間帯に攻撃すれば、
回避運動もままならず、大戦果を期待できる。

もし圏外まで南下してしまうと、攻撃隊発進位置まで到達できず、
好機を逸してしまうから、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
現海域にとどまったとか。

事実、米空母は補給後にルイジアード諸島へ向けて北西針路を
とっていますから。
900GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:34:13.12ID:sJE/ehgA
>>899の続き

この事情をあれこれ考察するのが、戦史検証の醍醐味と言えますね。

日本側の行動方針が、まっすぐ南下しつつ索敵結果を待つ、という
単純明快だったのに対して、

アメリカ側は心配しないといけないことがたくさんあって複雑です。
そして指揮官の決断において、思考の分岐点が多ければ多いほど、
そこに錯誤が生じやすくなるのです。
901GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:35:23.85ID:sJE/ehgA
>>900の続き

しかしもとはといえば、この複雑な状況を生みだしたのは、
フレッチャー少将自身であり、その結果、自縄自縛に陥るのは愚か、
と言えるのではないでしょうか。

それ故に、ツラギ奇襲は軽率であり、もっと慎重であるべきだったのでは>>659
というのが本職の主張です。
902GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:38:19.59ID:sJE/ehgA
>>898
謹賀新年、です。
この時期の手探り感は、本当に考察し甲斐があって面白いですよね。

こんな分かり切ったことなのに、なんでやっちゃったんだろう・・・
人生なんて、そんなもんですよ
2021/01/10(日) 18:33:44.86ID:GDvDGMde
>>860>>861
>ツラギ空襲は一撃離脱

私が確認した一次資料の範囲(ほんのちょっとですが)では、
日本側でツラギ空襲の当日中に

「敵空母は珊瑚海で活動を継続し、日本側へ攻撃を継続する可能性がある」

と判断した人・組織は少なくとも二者存在します。

一つは、過去スレで既に紹介している宇垣GF参謀長。
(『戦藻録』の当日の記述を参照。
ただし、山本GF司令部内の主流判断や、GF参謀長電等で何らかの作戦指導を行ったかは不明。)

もう一つは、6F司令部です。
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。

何故か、上記の重要事項について『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』は全く触れていませんね。
904GF長官
垢版 |
2021/01/11(月) 22:10:07.13ID:/gKL0Ndw
>>903
迎春、です。今年もよろぴこー

>『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
なるほど、そちらでしたか。

第六艦隊戦時日誌
アジ歴【レファレンスコード】C08030020600
48/61頁

ツラギ空襲の後、
「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
とありますね。

確かに一撃離脱なら、また北上してくるはずがないですからね。
よくこんなの見つけて来ますねぇ
905GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:07:42.44ID:dPgkyJhS
>>893の続き

日曜のレスが本編みたいになってしまいましたが、
このフレッチャー少将の行動がいかに”大胆な”ものだったか、
ハワイ作戦の南雲機動部隊と比較してみましょう。

通常、作戦指導を評価する際、補給が俎上に載ることは
ほとんどありません。

しかし前線において、補給のタイミングこそ、指揮官を最も
悩ませる問題と言っても、過言ではないでしょう。
906GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:09:09.87ID:dPgkyJhS
>>905の続き

補給にも色々ですが、洋上給油に限定して話を進めると、その課題は、
「補給には時間がかかる」
「補給中は敵の攻撃に対して無防備」
「駆逐艦の燃料搭載量」

作戦部隊には一隻ないし複数の給油艦を随伴しますが、
彼女たちは戦闘艦艇ではないので、そのまま前線まで
連れて行くわけにはいきません。

作戦海域に到着する前に分離して、安全圏へ退避させておき、
終了後に戻って来て補給を受けるという手順になります。
907GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:10:13.88ID:dPgkyJhS
>>906の続き

つまり、補給点まで戻って来ることができなければ、
最悪漂流することに・・・

中でも、空母や戦艦などの大型艦は搭載量も多く、
それほど心配もないのですが、駆逐艦はそもそも
船体が小さく、半分を機関部で占められているため、
航続力に不安を抱えていた。

世艦によると、
赤城:重油搭載量5770トン、航続距離16ノットで8200浬
比叡:重油搭載量6240トン、航続距離18ノットで9800浬
利根:重油搭載量2690トン、航続距離18ノットで8000浬
阿武隈:重油搭載量1260トン、航続距離14ノットで5000浬
陽炎:重油搭載量622トン、航続距離18ノットで5000浬
908GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:10:54.89ID:dPgkyJhS
>>907の続き

駆逐艦の搭載量が極端に少ないのが目立ちますね。
諸元表の航続距離は、あくまで経済速力で航行した場合の目安で、
全速を発揮すると燃費が悪くなるのは車と一緒。

「陽炎型駆逐艦では、全速36ノットで航行すると、満載の燃料が
わずか30時間ほどで無くなってしまうため、燃料残量は常に
機関長の頭痛の種だった」 (『写真太平洋戦争』第二巻)p241
909sage
垢版 |
2021/01/12(火) 22:21:11.85ID:NGnaoUsb
>>907
比叡(元・元祖巡洋戦艦)と赤城(元八八艦隊計画巡洋戦艦)の比較が一寸興味深い。
2021/01/12(火) 23:20:47.89ID:qOAZEM5G
>>904
>「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」

いえ、これじゃないです(無常)。

これはその文章の2行くらい前を読めばわかりますが、
“5月6日”に敵空母が“再発見”された際のもので、
MO作戦に協力中の6F「東方先遣支隊(内潜水艦4隻で散開線を構成)」ついて、
井上4F長官が「E散開線」への配置変更要請を行い、小松6F長官がそれに応じた処置です。
こちらは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』P245に記述されています。
(これはこれで、同書が触れていない私の考察ネタが別にあったりしますが。)
2021/01/12(火) 23:23:06.69ID:qOAZEM5G
>>910の続き
ちなみに、本題のツラギ空襲の当日“5月4日”の時点では、
上記の東方先遣支隊(潜水艦4隻)は当初計画のブリスベン北東方「A散開線」に向かう途上でちょうどソロモン諸島南方付近に達しており
(同戦史叢書P235によると、前日の5月3日時点ではガダルカナル島西方150〜250浬付近とのこと)、
ツラギ空襲を知った小松6F長官は敵空母の退路を断つため、「C散開線」次いで「D散開線」(いずれもレンネル島の南西方向)への配置を命じています。

つまりツラギ空襲時のヨークタウンの比較的近距離には日本潜水艦4隻が存在し、
また「D散開線」はルイジアード諸島の延長上に連なる線で、ソロモン海を封鎖する形となったわけです。
(同戦史叢書の付図第二を参照、各散開線が記されています)
しかしヨークタウン隊はレンネル島を時計回り(南東方向)に南下避退したため日本側の散開線に引っかからなかったわけです。
もし、フレッチャー少将がソロモン諸島北東方向に日本機動部隊が存在すると知っていたら、この避退針路を取らなかったのではないかと思います。
2021/01/13(水) 20:29:19.36ID:sPu3YlQe
>>903で私が着目したのはこちらです。

『第六艦隊戦時日誌』(5月分)
アジア歴史資料センター【レファレンスコード】C08030020600
44/61頁

(四)作戦指導
 第一 五月初旬「マーシャル」北東方に於ける3SsB(イ68イ72欠)の作戦

 (イ)状況
 五月初旬以降、通信諜報に依れば「マーシャル」北東方に敵信を感受すること一再ならず。
加うるに「クエゼリン」方面「ミール」水道付近及び「キーヨ」水道外に敵潜を認めたると。
又一方、南洋部隊はMO作戦準備中にして、敵は之が情勢を探知し、
本土空襲の機動部隊を豪州新西蘭方面に転用する疑なしとせず。
従って其の途中「マーシャル」方面を奇襲し、MO作戦兵力を牽制するの挙に出ずる算ありと認めらる。

 (ロ)右の如き情勢に即し5月4日1330、3SsB宛左記を下令す
(EB電令作第55号)
「通信諜報並びに数日来敵潜水艦出現の状況に徴し、敵機動部隊「マーシャル」諸島方面に来襲の算大なり。
3SsB(イ68イ72欠)は速やかにM散開線[地点ンハカ00より地点ンホス00に至る線(マーシャル北東約300浬)]に就き哨戒すべし。」

 斯くて3SsB(イ68イ72欠)は5月6日より8日迄右散開線に在りて哨戒せるも得る所なし。
(以下、記載略)
913GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 22:50:25.85ID:qcnX2/qq
>>909
寝てません娘と、ごはんまだ〜娘ですね。

>>910-
すんまそん、実は探してもよくわからなかったので、
「5月6日」の部分をわざと外して書きました。
ツッコミ待ちということで・・・
914GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:09:27.57ID:qcnX2/qq
>>908の続き

作戦指導において、いつ敵と交戦するかは分かりませんし、
それが何時間続くのかも、予想できません。

そして戦闘中は、燃費の良い経済速力で行動できるわけもなく、
機関全速を求められる機会が多くおとずれます。

艦隊司令長官は、駆逐艦の燃料残量にも気を配りながら、
次の補給まで、艦隊をどう動かすかを考えなければならないのです。

まさに頭痛の種、ですよねぇ
915GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:10:05.67ID:qcnX2/qq
>>914の続き

さて、ハワイ作戦の補給はというと、
なんと「毎日補給」でした。

戦史叢書(10)ハワイ作戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=010
150頁
916GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:11:14.06ID:qcnX2/qq
>>915の続き

参加艦艇の補給実施日一覧表がありますが、
11月27日から12月7日までの間、

空母や戦艦の大型艦は2回、
巡洋艦は4回だったのに対し、

軽巡阿武隈と駆逐艦全艦は毎日補給を行っていた。
(12月3日と4日は荒天のため実施せず)
917GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:12:08.64ID:qcnX2/qq
>>916の続き

いくら駆逐艦の燃料搭載量が少ないといっても、
最も燃費の良い14ノットで航行しているのだから、
毎日する必要はありません。

しかし南雲長官は、毎日正午に各艦の燃料残額を報告させ、
事前の補給計画にこだわることなく、可能ならば毎日実施
することにしたのです。
918GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:11:04.88ID:fPyR6v2l
>>917の続き

そして空襲前日の12月7日朝、最後の給油を終えて補給隊を分離。
これがD点で、オアフ島の北方650浬付近

詳しい位置については、公刊戦史(>>915)の359頁にあります。
919GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:11:57.58ID:fPyR6v2l
>>918の続き

ここから高速で南下し、発進点に向かうわけですが、
空襲の詳細はさておき、南雲機動部隊は攻撃後、
どこで補給するつもりだったのでしょうか。

それがF点で、オアフ島の北方770浬付近。
すなわち、X+1日(空襲翌日=12月9日)には、
ここまで戻ってこなければならない。
920GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:13:13.88ID:fPyR6v2l
>>919の続き

実際の行動はと言うと、公刊戦史184頁にあるとおり、

「攻撃隊収容後、24節で北上し、1300(薄暮)上空警戒機の
収容が終わると、26節に増速してF点に向かった。かくて
9日の日の出頃には、オアフ島600浬に達した」

さてここで、>>905に戻るわけですが、
真珠湾で第二撃云々の方々は、補給のことを考慮した上で
主張しているのでしょうか。

まぁ・・・頭の片隅にも無いですよねぇ
921GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:14:07.72ID:fPyR6v2l
>>920の続き

本職が大好きなコピペなのですが、

「真珠湾攻撃を見ると、布哇から600浬で随伴タンカーから最後の補給を受けて
24ノットで接近(26ノットだと駆逐艦の燃料が持たない)

当日未明から加賀に合わせて28ノットを5時間
攻撃隊収容後は日没まで26ノット、以降一昼夜20ノット
離脱していたタンカーに追いつき補給となってます
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
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