大岡昇平「ある補充兵の戦い」によると、陸軍の補充兵としてフィリピンで戦った著者は、
タナウアン,パロ(ともにレイテ島東海岸)の収容所で俘虜生活をおくり,
1945/11/30に復員船「信濃丸」でタクロバン出港,
12/10に博多に上陸し,翌々日に家族の疎開先の明石市大久保に帰還、とある
BC級戦犯として訴えられていなければ、順当に復員できたようだ