>>731
つまり海軍休日無く戦艦の新造が続行されて
1930年代にポストユトランド型高速戦艦初期世代が型落ちして来たら
太平洋戦争の金剛型みたいなワークホースに回されるから
重巡は不要になるんじゃないかと言いたいわけだね?
史実でロンドン条約後に旧式戦艦維持と軽巡新造続行を優先して
重巡の新造を完全に止めた英海軍の例があるからそれは確かに考えられる

しかし金剛型やレナウン級程度ならまだしも
天城型・レキシントン級・フッドやそれ以降の世代は
ワークホースとして重巡のように気軽に出すにはあまりに大きく貴重すぎる
特に日本は米英よりも余裕が無いから
おいそれとは沈められないと史実の金剛型よりずっと出し渋るだろう
ランニングコストも燃料消費も条約型重巡とは比べ物にならないほど高い
これに耐え切れなくなって旧式高速戦艦/巡洋戦艦を延々現役に留まらせずに旧式化したらさっさと退役させ
重巡の役割は素直に安い条約型重巡相当か超甲巡相当を新造してあてる展開も考えられる

あと駆逐艦は全艦もれなく大型化するかのように考えてるみたいだけど
水雷襲撃は射点に着いて雷撃するまでに多数が沈められる・落伍するのが前提で
戦艦1隻を沈めるまでに何隻の雷撃が必要かで確率論的に必要な隻数が出て来るもの
いくら個艦性能が延びても隻数が減りすぎたら雷撃までに全艦落伍しかねない
だから全て大型駆逐艦にして数を減らすのではなく
一定以上の航洋性能を満たしている中小の駆逐艦を混ぜて隻数を確保する方に動くだろう
フランス海軍が採用した大型駆逐艦と中型駆逐艦(艦隊水雷艇)の使い分けのようにね