・フランスの各紙は、レバノンの大爆発で、日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告の自宅が完全に破壊されたと報じた

・ゴーン被告は首都ベイルートから避難し、郊外に身を寄せているという

・逃亡後、豪邸で優雅に暮らしていたゴーン被告は、いわばホームレス状態に陥ってしまった

・大爆発によって、通貨危機や新型コロナウイルスによって混迷を深めてきたレバノン社会は更に混乱するだろう

・今回の爆発事故はレバノン政府の化学物質の管理の怠慢で起きたため、腐敗や無能で反発されてきた政府に対する信頼がいっそう低下した

・今年終わりまでに1日4ドル以下で暮らす貧困層が50%に膨らむと予想されているが、ゴーン被告のような不正を働いた特権階層は危害が加えられることも否定できないという