「ゼークトの組織論」(「軍人論」よりはこちらの言い方の方が普遍的)は実際に言ったとされているのはドイツ軍人はドイツ軍人でもハンマー(ハマー)シュタイン・エクヴァルトって人だが、日本人というか日本のミリヲタ
(海外では”ゼークトの”とはあまり言われない、マンシュタインもしくはモルトケ(大の方)ってのが一般的らしい)に広まったきっかけは一等自営業(小林源文)先生の「ユギオ1」だろうな。
なおオリジナルには「無能な働き者は銃殺にしろ」って下りはない。

なんか昔一等自営業先生がどこかで「佐藤くんに聞いたんだけど漫画に書いたずいぶん後で「ゼークトのというのは間違いでした」って言われたぞ」みたいな話を書いていたような・・・。
佐藤御大本人も「ゼークトのというのは間違いだった」とどこかで書いていた記憶が・・・。

なお原典は戦時中にイギリスとアメリカの軍隊向け雑誌に「ドイツの新聞にこういう記事があった」として紹介され、更にイギリス貴族の人が議会の演説に引用したのでそこからアメリカの軍隊経由のビジネス界とイギリスのセレブ界に広まり、
更に戦後アメリカの雑誌に紹介されたので世に広まったとのこと。
日本にいつどのような形で入ってきたのかは定かではない。


いずれにしても「佐藤大輔の創作である」ということではないけど、もし仮に「御大が一等自営業先生に「ゼークトの発言」として間違って伝えたのがきっかけの一つ」であるのなら、関連はある、とは言えるかも。