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>積極的なsea denialを企画するステパン・マカロフ提督の戦死により、ロシア海軍は以後、消極策に陥った。

これは日本側の実力行使の結果、劣勢に追い込まれた為であり、貴官のいう

>ロシア海軍は圧倒的な優勢下での「制海権」が無いと何もできないと決め込み

という分析は当てはまらない。

さらに旅順艦隊は封鎖下にあり、優勢な日本艦隊を撃破しなければ自由な行動がとれない(交戦回避は不可能)
実際に、この劣勢化でも強行突破を図った事からも【「制海権」が無いと何もできないと決め込み】という分析は当てはまらない。

劣勢化にあっても脱出し、ウラジオ艦隊と合流して行動の自由を得て、
通所破壊を強化したり、後に来るバルチック艦隊に日本艦隊が集中せぬように分散を強要するような行動を考えていた節があります。

(実際にウラジオ艦隊は活発な通商破壊を仕掛けている)

実際は、強行突破は黄海海戦となり大損害を喰らい、通商破壊も日本艦隊に補足され蔚山沖海戦で壊滅。
この2つの海戦はロシアが積極的な行動を起こさなければ生起しえないものです。

ロシアが引きこもったのは。これらの海戦の結果です。
制海権が無いと思い込んだ結果ではない。