2020.08.1
ラインメタル、130mm滑腔砲を搭載したデモ戦車の動画を公開
https://grandfleet.info/european-region/demonstration-tank-with-line-metal-130-mm-smooth-cannon-released/

(抜粋)
この130mm滑腔砲のスペックは重量約3トンで砲身の長さは6.63m、ラインメタルは130mm滑腔砲で使用する
タングステン合金を使用した新型APFSDS弾を開発中で、独仏の次期主力戦車「MGCS」や米国のM1エイブラムスが
採用を検討中で、既存の主力戦車レオパルト2(独)やチャレンジャー2(英)のアップグレード向けにも提供される可能性があるらしい。
(中略)
すでに主力戦車を含む戦闘装甲車両の直接防御力は技術限界を迎えており、今以上の防御力を実現しようとすれば
主力戦車の重量は80トン以上になると予想されているため、戦闘装甲車両に向かって飛んでくるミサイルや砲弾を
ハードキル方式で無力化する「アクティブ防護システム(APS)」で対処しようと言う考え方が主流で、各国はこぞって
主力戦車は装甲車輌にAPS搭載を進めている。
(中略)
ロシアも125mm滑腔砲よりも口径が大きい滑腔砲を研究開発してはいるが現在最も力を入れているのがAPS保護された
戦闘装甲車両を破壊可能な砲弾の開発で、ロシアが研究中の対APS用砲弾はAPS装置による保護を無力化するため、
ダミー弾が目標に到達してAPSの注意を逸している間に本体砲弾がAPSの保護ゾーンを突破して目標に着弾するというものらしい。

しかしAPS開発で先行するイスラエルも同時着弾やダミー弾による欺瞞に脆弱というAPSの欠点を克服するため、
アクティブ防護システム「トロフィー」のアップグレードを研究を進めている。
(以下略)
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次世代戦車は130mm砲なのか、APSマシマシで着弾回避の方向なのか、あるいはその両方か・・・
いずれにしても重量増加は避けられんか。