>>203
T-4後継JT-Xの必要時期は現用機の残機体寿命次第だが、現時点でT-4の寿命がわかる公式資料はない。よって国内開発開始のデッドラインがいつかは不明

>>205
@「米空軍との初度契約ではT-Xとシミュレータの初号機を2023年サンアントニオ・ランドルフ統合訓練基地に納入することが求められている。431機の現有T-38は2023年から29年までの6年間で全機フェーズアウトするので、2024年のIOC資格取得は空軍の絶対条件である。
それを達成するためには、まずLRIPを2022年までに開始しなければならない。見切り発車で製造に移行するれば、一応納期は守れるが、納入後に追加経費のかかる改修作業が必要となり、運用にも支障をきたす。開始を遅らせれば、それらは避けられるが、納期を守れないというジレンマに陥る。
本事業は元々スケジュールがタイトなため、開発と量産準備を同時並行的に進めなければならず、ちょっとした躓きが納期遅延に直結する。スケジュールキープが本事業の最大の課題と言えよう。」
林元空将 軍事研究2019年3月号

A米空軍は専用高等練習機に加え、機種転換機も並行運用している。よって、機種転換機の負担を無くしてT-Xにその機能を担わせることは合理的であった(その分、T-Xの要求性能は高くなった)。
一方、空自には現状、専用高等練習機はなく複座練習戦闘機使用しており、この体制を維持するなら戦闘機の派生型とは異なる機種転換機の領域までを担う高機動性専用高等練習機をわざわざ別に導入する必要はない