M-346が有利だったのは2014〜2018年度の前中期防でT-4後継機を検討した場合
まだBTX-1は単なるボーイングの自社試作機に過ぎずにアメリカ空軍の正式採用をまだだった
この時期に検討してれば外国機の中では筆頭候補だったかもしれんな
その代わりに国内開発案も可能だったので当て馬のままだった可能性も十分あるけどな

時間が経過すれば条件はつまでも同じではない
前中期防での検討も見送りで更に今中期防でもT-4後継機選定を見送ったから国内開発の可能性は消えた
T-7Aはアメリカ空軍正式採用機になって2024〜2028年度には既に運用まで開始されてしまっている
2回も検討の機会を見送ったから国内開発の可能性が消滅してM-346も有力候補から脱落した

防衛政策で2回検討を見送るというのは10年見送るのと同じ意味を持つ
10年見送れば開発期間が取れなくなるのは当たり前であり有力候補も変化するのは当然のこと
防衛省がT-4後継機開発の意思が無いのだからしかたがない