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さて、機動力、展開速度、照準速度・精度といった、火砲としての性能を純粋に向上させる自走砲が王道なら、邪道というかサプライズも存在する。
それがロケットで、特にカチューシャ以降のMRLS(多段ロケット)が相当する。反動が少ないから駐鋤は要らないし、短時間で大量に撃てる。
また自走・牽引榴弾砲に比べ、相対的に射程を延ばすのが簡単なので、それらをアウトレンジする射程と、それを可能にするサイズが一つの基準になる。

ここで>210への回答だが、カウンター・バッテリーを避けてアウトレンジするためには、自走砲以上の運用速度か、射程のどちらか、可能なら両方が必要。
そのために近年のロケットはサイズが大きくなっている。