>>85
ご存知かとは思いますが
『戦争は女の顔をしていない』は、
血湧き肉躍るというような武勇伝的面白さは皆無です。

しかし、戦争を知らない善良な市民が、国を救うという純粋な大義を信じて軍に身を投じ前線へ出たものの、戦争は市民としての人間性の残滓をも許さぬほど想像を超えた残忍極まりないものであったことが読み取れます。

読んでいて胸が苦しかったですが、
しかし、戦争を知らない善良な市民とは、明日の我々かもしれません。

知るべき価値があると信じて、文庫を読み切りました。