>>457 内政の問題は難しい。コチャリャン-サルグシャンと続いたカラバフ閥が
権利を独占し過ぎてて経済が歪んでしまった事と、独立以来、ずーっと外様が
首相職をやってきた事にアルメニア人がウンザリしてしまった事が大きい。

アルメニアはトルコと国境を接している以上、絶対にロシアとの集団安全保障が
必要なのは、在外のアルメニア人の方が良く分かってる。ギュムリで精神に異常を
きたしたロシア兵がアルメニア人家族を皆殺しにした事件から少しおかしくなった。
つっても、実の所はロシアもNATO加盟国のトルコと国境を接したくない、
緩衝国が欲しいという思惑があっての事なのだが。

実は韓国と同じで、少しでもトルコやアゼルバイジャンに歩み寄ろうとすれば
アルメニア人はすかさず「蝋燭デモ」をやるから、舵取りが物凄く難しい。