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>スプートニクのドミトリー・ヴェルホトゥロフ解説委員は、有事の際にミサイル防衛システム、特にレーダーが集中的に攻撃されるのは当然だと話す。折りしも30日、防衛省は、アメリカのロッキード・マーチン社製最新鋭レーダー「SSR」を搭載することを明らかにした。
ヴェルホトゥロフ解説委員「ミサイル防衛システムのレーダーは、戦争において最優先の標的です。レーダーを破壊すればミサイルは発見できず、迎撃システムは機能しなくなり、敵に多大な損失を与えることができます。例として、比較的最近の、核戦争を想定したアメリカのプラン『SIOP−98』(※2001年、このプランに関する一部情報が公になった)では、ロシアのミサイル防衛システムの鍵であるレーダーシステム『Don−2N』の破壊が計画に入っていました。それにはなんと69もの核弾頭が向けられる計画でした。」
これだけ多くの弾頭が必要になる理由は、どんな弾頭も針路から外れるからだ。ヴェルホトゥロフ解説委員によれば、ズレは平均で200〜300メートルだが、数キロずれることもある。対象を破壊できる範囲が着弾点から半径約1800メートルであることを考慮すれば、最低でも一点の標的を破壊するのに3発から5発は必要になる。このほか、攻撃が間に合わずに打ち落とされたり、弾頭自体に不具合が生じる可能性もあるので、攻撃する側からすると、必要な弾頭の数は膨らんでいく。
https://jp.sputniknews.com/opinion/201807315176166/

色々言われるスプートニクの記事だが、ロシアがこう考えているということはわかる

早期警戒レーダーですらこれ程の核攻撃を誘引できるのであればイージスアショアであれば尚更であろう