岸防衛相 次期戦闘機で三菱重工業と契約 開発に着手
2020年10月30日 11時56分

航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機について、岸防衛大臣は30日、三菱重工業と契約し開発に着手したことを明らかにしました。

航空自衛隊のF2戦闘機が2035年ごろから順次、退役することから、防衛省は後継として高いステルス性を備えた次期戦闘機を、日本主導で
開発することにしていて、2031年度に量産を開始する方針です。

これについて、岸防衛大臣は、閣議のあとの記者会見で
「三菱重工業と契約を締結し開発に着手した。次期戦闘機の開発を着実に進めていきたい」と述べました。

契約金額はおよそ111億円で、防衛省は開発にあたって、機体を担当する三菱重工業1社のみと契約を交わし、エンジンなどほかの企業が担う
別の要素の開発を含めて、全体を統括させることにしています。

三菱重工業は、国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発費を大幅に削減する方針ですが、岸大臣は
「次期戦闘機の開発に全く影響はない」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201030/k10012688021000.html

仮に三菱重工自体が今回のコロナ禍の煽りで破綻するか、航空機製造部門を完全に切り捨て廃止でもするのならF-3開発計画も根幹から
見直しを強いられるでしょうが、まだそこまでは至っていませんからな。