>>947
「F-35に複座型はなく、F-22にも複座型は存在しない。米空軍はこの問題点を認識し、戦闘機でしばしば発生し、大事故の原因ともなるG-LOC(Gによる意識喪失)訓練を行うため、F-22やF-35に機種転換する前に複座のF-16Dで教官同乗により安全確保を図りつつGLOC訓練を行っている。」
林元空将 軍事研究2018年6月号

「飛行性能要求については、経費対効果の面で検討を要する。特にT-X(米T-X)の定常旋回能力要求は明らかにオーバースペックで、教育効果とコストのトレードオフが必要だ。」
林元空将 軍事研究2019年3月号

検討の結果、T-4後継JT-XがT-7Aになる可能性はあるが、上記の通り複座訓練型がないと重大な支障が出るので米空軍のF-22とF-35Aの部隊のパイロットは高等練習機であるT-38の後に機種転換機を挟んで配備されるという非効率な飛行教育体系となっていたため、「明らかにオーバースペック」なT-7Aが肯定されるが、
空自は米空軍と同じ旧FI(F-15)を採用していながら専用高等練習機を廃して複座型練習戦闘機を選んでいるのでT-7Aの「明らかにオーバースペック」な飛行性能が必ずしも米空軍と同様に肯定される訳ではない

>>949
有人機の無人機化は一部の標的機以外で実用化された例は無いに等しい一方、複座戦闘機の事例は数多いので難易度が全く異なる