歴史的な経緯としてピストルは騎兵の武器だった
歩兵が撃つ場合でも訓練の簡易化のために騎兵の撃ち方を流用するのが当たり前で片手撃ちだった
また片手撃ちは半身になることで被弾する可能性のある投影面積を減らすという意味合いがあった
両手撃ちは非力な女子供老人が使う撃ち方という扱い

これが変わったのは戦後で、スポーツシューティングにおいて両手撃ちが有効なことから広まった
同時に防弾チョッキが広まって(防弾チョッキ自体は戦間期からギャングや警察の間で実用レベルのものがあった)
防弾チョッキの正面を相手に向ける方が脇腹を見せる片手撃ちより安全であるという考え方が提唱されて徐々に広まった

また9mmや45ACPといった現代で主流の拳銃はそれまでの拳銃に比べてかなりでかいというのも大きい