>>40
石油タンクへ機銃弾を撃ち込んだところで、そんな簡単に火は付きません、ましてガソリンよりも揮発性が低い重油ですから
基本的な事を理解して下さい、石油系燃料は空気(酸素)が無いと、それ自体では発火しません、あれは蒸発燃焼であって
液体そのものが単独で燃えているわけでは無いのです、自ら酸素を含有している火薬とはそこが違うんです
火薬が宇宙空間の真空でもロケットの推進剤として使えるのはそのせいです(閑話休題)

で、タンクの内部に空洞があったり、撃たれた穴から燃料が漏れ出していて、燃料の揮発ガスと空気とが程よく混じり合っている
所へ徹甲焼夷弾でも撃ち込まないと発火させる事は出来ません
燃料で満たされた内部に弾丸を撃ち込んだって、燃える為の酸素が無ければ何も起きないのです
これは航空機の燃料タンクだって同じ理屈です、だから被弾時の発火防止の為に燃料タンクの空いた空間に窒素ガスを入れたり
するんですよ