護衛艦進水式 小型化コスト減 海自任務増、艦数増強
https://mainichi.jp/articles/20201120/ddm/012/010/047000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/11/20/20201120ddm003010120000p/9.jpg?1

(一部抜粋)
海上自衛隊の隊員は減っているのか。過去20年間でみると、ピーク時の4万4528人(2005年度末)には届かないものの、
最近は4万2000人台の中で微増が続いている。定員に対する充足率は、19年度末で94・5%。陸上自衛隊の91・6%、航空
航空自衛隊の91・3%より高い。実は、陸海空の中で海自が充足率1位でなかったのは過去20年間で2回だけだ。
陸自や空自からは「うちの方が不足しているのに、増えるのは海自だけ」「海自のように『『足りない』とアピールすれば
、周辺国に隙(すき)を見せることになる」と不満の声が漏れる。 ただし、海自関係者は「全体にならせ
ば数字は高く見えるが、海自には補給などさまざまな職種がある。乗組員不足の実態は表していない」ととらえる。
数カ月に及ぶ航海、スマートフォンがつながりにくい洋上生活、船内での濃密な人間関係が敬遠され
、海自は若者に人気がないという。一方、募集活動に携わる広報官の大部分は陸上自衛官が担っており
、海自に対しては「広報官を増やし、海自の魅力を強く伝えられる体制に見直すべきだ」(自衛隊関係者)との批判もある。